SEOで上位表示を実現するためには、施策を一つひとつ実行し、Googleからサイトが受けるSEO評価を向上させていく必要があります。
SEOツールは、SEO施策を実行する際や、施策成果を計測・分析する際に利用するツールです。目的に合ったSEOツールを利用することで、「自社のサイトの現状を正しく評価」し、「施策を決定するための情報を収集」することができます。
そのため、まずは自社サイトの課題を把握し、課題に合った適切なツールを選定することが重要だと言えます。
本記事では、SEO対策におすすめのSEOツールを目的別に紹介します。
・SEOツールの導入を検討しているが何を基準に選べば良いのかわからない
・そもそもどんなツールがあるのかを知りたい
上記のようなお悩み・ご要望をお持ちの方は、是非ご覧ください。
※本記事の内容は2024年3月時点の情報です。
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SEOとは?SEO対策の基本から施策方法までを解説!
1『SEOコンサルティング』:サイト全体の戦略設計からプロが伴走
2『SEO内製化支援プラン』:正しいSEOの知識で内製化を実現
3『Webコンサルティング』:サイト改善によるCV創出で成果最大化
4『TACT SEO』:SEOの工数を90%削減できるツール
5『エディトル』:プロによる成果につながるSEO記事作成サービス
SEOツールとは
SEO対策を実施する上では「SEOツール」の導入が不可欠です。
SEOで自社サイトの検索順位を上げるためには膨大なデータ調査と分析が必要となりますが、ツールを活用することで作業を効率的に進められます。
SEOツールと一口に言っても、ユーザーの検索ニーズ分析や、対策キーワードの選定、サイト内外の課題分析、コンテンツ内容の診断など様々な機能があり、ツールごとに特色があります。
適切なSEOツールを導入すれば、顧客創出のためのマーケティング戦略を実行し、自社サイトを検索結果の上位に表示させることを目指せますが、SEOツールは世に多く存在しており、「選択肢が多すぎて決められない!」という声が多く聞かれます。
以降の内容では、自社に合ったツールを選定できるよう、SEOツールの種類と選び方、各ツールのポイントを紹介していきます。
SEOツールの種類と機能一覧
SEOツールは製品ごとに様々な機能が備わっています。ここでは、SEOツールを目的別に種類分けして紹介します。
キーワード調査ツール
キーワード調査とは、SEOで上位表示を狙うキーワードのボリューム・関連語・競合性・Google広告のクリック単価などの情報を取得・調査することです。キーワード調査を実施し、適切なキーワードを選定することで、商材・サービスへの興味関心が高いユーザーの獲得につながるため、SEO対策の要と言えます。
キーワード調査・選定方法について詳しく知りたい方はこちら
コンテンツSEOツール
コンテンツSEOとは、「ユーザーの検索意図に沿ったコンテンツを作成することで、検索エンジン経由のアクセスを獲得し、サイトの目標(多くはコンバージョンの増加)を達成するための取り組み」です。
コンテンツSEOツールには、検索エンジンに評価されるコンテンツを作成するための調査・分析に役立つ機能が備わっています。
コンテンツSEOについて詳しく知りたい方はこちら
被リンク調査ツール
被リンクは、サイトのSEO評価に関わる重要な要素の一つです。サイトに質の高いリンクを集めれば集めるほど、サイトのSEO評価が向上し、上位表示されるようになります。
被リンクは数だけではなく、質も重要です。被リンク調査ツールを使い、どんなサイトからリンクを獲得できているかを把握し、SEO対策に役立てましょう。
外部施策について詳しく知りたい方はこちら
検索順位チェックツール
検索順位は、ユーザーの検索結果画面に表示される順位です。検索エンジンは、ページの内容を細かなアルゴリズムに則って評価し、ランキングしています。検索順位は、検索エンジンからどう評価されているかを判断するための重要な指標です。
検索順位は日々変化していますが、対策キーワードを手動で検索窓に入力し、順位を確認していては莫大な手間がかかります。そのため、検索順位を自動で調査してくれるツールを使って、順位状況を把握できるようにしておく必要があります。
AIライティングツール
AIライティングとは、AIで文章を自動作成する手法です。 文章作成にAIを活用することで、記事作成にかかる工数を大幅に削減できます。 SEO対策を少ないリソースで効果的に進めるためには、最新のAIライティングツールを利用して、質の高い記事を作成することが重要となります。
テクニカルSEOツール
テクニカルSEOとは、サイトの内部構造を正しく整えるためのSEO施策です。 テクニカルSEOツールは、SEO評価に影響を及ぼす、サイト内部構造・問題点をチェックし、修正・最適化に役立てることができます。Googleのアルゴリズム変動に影響を受けるSEO施策の中でも、必要な施策が明確な領域であるため、正しく把握して対策することが重要です。 サイト内部の問題が原因で検索順位が伸び悩んでいる場合は、テクニカルSEOツールの導入を検討してみましょう。
SEOツールを導入するメリット
実際、SEOツールを導入しなくとも対策を進めることはできます。ここでは、SEOツールを導入するメリットを3つご紹介します。
調査や分析にかかる工数を削減できる
SEO対策では、キーワード選定やコンテンツ最適化、競合サイト分析に多くの労力と時間が必要となります。SEOツールを導入することで、キーワードの検索ボリューム把握や競合サイトのSEO戦略考察に加え、被リンクチェックを効率化し、大量のデータを迅速に解析することができます。 これにより、作業を簡略化して時間を節約でき、より重要な戦略策定やマーケティング活動に集中できるようになります。 SEOツールを活用することで、SEO調査や分析の労力を最小限に抑え、検索エンジンでの高い可視性を実現することができます。
サイトの改善点を抽出できる
高度なアルゴリズムを搭載したSEOツールでは、タイトルタグやメタディスクリプションの最適化のみならず、内部リンク構造の改善やページ表示速度の加速など、検索エンジンの順位決定に大きく影響する要素を総合的に分析します。
ツールを活用することで、調査の手間をかけることなく自社サイトのSEO問題を自動で診断し、修正すべき点を具体的かつ戦略的に把握し、サイトの検索パフォーマンスを大幅に向上させることができます。
正確なデータを活用した戦略設計ができる
SEO対策では、正確なデータを基に、競合他社との差分を分析して把握することが重要です。SEOツールでは多角的なデータを収集・解析しているため、より精度の高い分析が可能となります。正確なデータを軸に考察を進めることで、変化する市場のニーズに迅速に対応する、常に進化するSEO対策を実施できます。
【目的別】おすすめのSEOツールを紹介
ここでは、目的別におすすめのSEOツールを詳しく解説します。
キーワード調査ツール
TACT SEO
「TACT SEO」は、キーワード調査や日々の順位計測、サイト内のSEO課題の発見などSEO対策を行うために必要な機能が一つになったツールです。広告代理店やWeb制作会社など、Webのプロも営業時の提案資料作成や既存顧客向けの報告書の作成に活用しています。
「TACT SEO」の「流入キーワード調査」では、指定したサイトがどのようなキーワードで検索流入を獲得しているかを調査することができます。競合サイトのドメインやページのURLを入力することで、獲得しているキーワード・想定月間検索回数・順位・対象キーワードで上位表示しているURLを把握することができるため、競合分析・調査の際に役立つツールです。
流入キーワード調査は、調査可能回数とキーワード数の上限付きで、フリープランでも使用可能です。
「TACT SEO」の「関連キーワード調査」では、サイトのメインテーマの関連語を取得できます。関連語とは、あるキーワードとその他の語句を組み合わせたキーワードを指します。例えば「SEO」の関連語として、「SEO キーワード」「SEO ツール」などが挙げられます。
調査キーワードの入力画面に軸となるキーワードを入力すると、関連語と併せて検索ボリューム(検索数)と想定のGoogle広告のクリック単価も取得可能です。
「関連キーワード調査」機能は、調査回数制限付きでフリープランでも使用できます。
「TACT SEO」の「検索結果の傾向分析」機能の中には、「キーワードグループ別分析」という検索意図が類似するキーワードをまとめる機能があります。
分析したいキーワードをまとめて入力するだけで、キーワードが検索意図別にグループに分けられ、親キーワード想定月間検索回数・キーワードグループ合計想定月間検索回数・上位ページの平均文字数・コラム度などの情報を取得できます。
検索意図が近いキーワード同士をグルーピングすることで、効率的に記事作成を進めることができます。また、「コラム度」判定により、対象の親キーワードで記事作成した場合に上位表示可能性があるかを事前に見極めることができます。
【TACT SEOの口コミ・レビュー】
https://www.itreview.jp/products/tact-seo/reviews/144761
Google AdWords キーワードプランナー【無料】
Google AdWords キーワードプランナーは、Googleの広告管理画面から利用できる無料ツールで、キーワード調査の際に利用される最もポピュラーなツールの一つです。キーワードの競合性や月ごとの検索ボリュームを調べることができます。
Google広告を運用していないアカウントでは詳細な検索ボリュームは表示されませんが、大まかな傾向は掴むことはできます。
【初心者向け】Googleキーワードプランナーの使い方マニュアル
Googleトレンド【無料】
Googleが無料で提供しているツールの一つです。Googleの検索エンジンにおいて検索ニーズが上昇しているキーワードを調べることができます。社会的に人気のキーワードやホットな話題を調査する際に役立ちます。
ラッコキーワード(旧:関連キーワード取得ツール(仮名・β版)【無料】
対象キーワードを入力するだけで、Google、Yahoo、Bingなどの検索エンジンで検索されているサジェストキーワードを調査できるツールです。検索ボリュームを調査することはできませんが、対象キーワードのサジェストキーワードをまとめて取得することができます。取得したサジェストキーワードの一括コピー・csvダウンロードも可能です。
コンテンツSEOツール
SEARCH WRITE【有料】
SEARCH WRITEは誰でも手軽に成果を出すための運用を行えるコンテンツマーケティング、SEOツールです。
コンテンツマーケティング、SEOにおける以下のような課題をSEARCH WRITEでは解決いたします。
・まじめに記事運用しているのに流入が伸びない
・分析に時間をかけすぎてしまっている
・過去施策の記録と成果の把握ができていない
・SEOはややこしくて、よくわからない
<SEARCHWRITEの特徴>
・成果に繋がるキーワードを自動で提案
・サイト内のSEOの課題を自動で抽出
・施策の結果が一目で分かる
・わかりやすいUI、シンプルな操作でコンテンツマーケティング未経験者でも成果が向上
・ライセンスフリーでチームの運用も最適化
TACT SEO
「TACTSEO」の「記事作成」機能では、対策したいキーワードを登録すると、対象キーワードでの上位ページのコンテンツ内容や見出し構成、使用しているキーワード情報を自動で取得します。ステップに沿って操作を進めることで、SEO要件を満たした記事が1時間ほどで作成できます。
見出し作成、本文作成時にはChatGPTと連携したAI自動作成機能も実装しており、少ない工数で成果につながるコンテンツ作成を実施できます。
また、「上位表示分析」機能で指定したキーワードと自社ページURLを入力すると、上位表示されているページと自社ページの差から、自社ページの課題を分析することができます。不足キーワードや目安文字数、調査キーワードの共起語(上位ページ内のテキストに共通して含まれている単語)、内部SEOの問題点などを一括で取得することができるため、指示に従って施策を実行することでSEO評価の高いコンテンツを作成できます。
※2022年3月15日より価格を改訂いたしました。
詳しい料金表はサービスサイトにてご確認くださいませ。
「TACT SEO」料金表はこちら
CopyContentDetector
無料で利用できるコピーコンテンツチェックツールです。コンテンツ作成を依頼したライターが作成したコンテンツがコピーコンテンツとして認識されないかどうかをチェックする際に役立ちます。
料金:無料(調査文字数に制限あり)
有料プランは月額1,070円~
ラッコツールズ (見出し(hタグ)抽出) 【無料】
特定のキーワードでの検索結果上位に表示されているサイトURLの文字数、title、hタグを調べることができます。上位表示されているコンテンツの情報を把握する際に便利なツールです。
被リンク調査ツール
Google Search Console(リンクレポート)【無料】
Google Search Consoleは、Googleが提供している無料ツールの一つです。自社の管理サイトをGoogle Search Consoleに登録することで、管理サイトの被リンクを確認することができます。
画面左のメニューバーの「リンクレポート」をクリックすると、リンクされている上位ページや上位のリンク元サイトを詳細に確認することができます。
Ahrefs Backlink Checker
自社サイトや競合サイトが獲得している被リンク状況を調査することができます。参照ページ・対象ページのURLと併せて、参照ページのドメインランクなど、被リンクごとの評価も取得できます。
料金:
無料版あり https://ahrefs.com/ja/free-seo-tools
有料プランは月額 $99~
検索順位チェックツール
GRC
ボタン一つで登録キーワードの順位を調査できるツールです。調査時の検索順位だけでなく、順位推移もグラフで確認することができます。検索上位100サイト全ての順位履歴を記録する機能もあり、競合サイトの順位変化も把握可能です。
引用:SEOツールラボ
料金:
無料プランあり(調査項目数に制限あり)
有料プランは月額495円(年額4,950円)~
RankTracker
日本だけではなく、世界中の検索エンジンに対応したツールです。無料プランであっても、キーワードは無制限で調査可能です。
料金:無料プランあり
プロフェッショナル:$596
エンタープライズ:$1,396
TACT SEO
「TACT SEO」の「キーワード別順位詳細」機能では、登録したキーワードの順位データを取得できます。順位データの取得期間を設定し、キーワード別の順位変化を把握できるため、施策前後の順位の動きを計測可能です。
「キーワード別順位詳細」機能は10キーワードまでフリープランでも利用可能です。
AIライティングツール
ChatGPT
ChatGPTは人工知能技術の最前線のライティングツールです。言語モデルを活用して、質の高い文章生成能力を提供し、ウェブサイト運営者やマーケターのSEO対策に新たな可能性をもたらします。ChatGPTでは様々な問いに対してリアルタイムで自然な文章を生成し、SEOに必須なコンテンツ作成をサポートします。
ChatGPTを活用し、ユーザーの検索意図を反映したタイトルや説得力のあるメタディスクリプション内容を生成することで、クリック率の向上に貢献する可能性を秘めています。SEOにおいてコンテンツは非常に重要ですので、ChatGPTを活用することで競合他社と差別化を図り、目立つ存在感を構築する機会が得られます。
TACT SEO
TACT SEOでは、記事作成、リライト時にAIを活用できる機能をリリースしております。ChatGPT-4 Turboと連携しており、記事見出しをAIで自動作成することや作成した見出しをAIで修正すること、記事本文をAIで作成すること等ができます。
また、見出し単位でAIに細かい指示を出すことも可能で、より希望のイメージに近い文章をAIで作成可能になりました。
AI機能を活用することで、SEO対策を進めたいものの記事作成に充てるリソースがないという方でも、簡単に記事を作成できるようになります。
SAKUBUN
SAKUBUNはマーケター向けに特化したAIライティングツールです。コンテンツ作成の時間を大幅に削減し、マーケティング活動を支援することを目的としたツールで、操作性の良いデザインを備え、効果的な文章を短時間で生成することが可能です。 SAKUBUNを活用することで、マーケティングの専門知識を活かした高品質なテキスト生成を実施でき、企業のブランドメッセージを強化します。
Catchy
Catchy(キャッチー)は、国内最大級のAIライティングアシスタントツールです。記事作成や資料作り、メール作成など、マーケティングに関連する様々なコンテンツの生成をAIを活用して支援します。このサービスは、特にマーケティングの効率化を求めるユーザーに向けて、100種類以上の生成ツールを提供し、クリエイティブな作業を迅速かつ簡単に行うことが可能です。
テクニカルSEOツール
TACT SEO
「TACT SEO」の「サイト診断」機能を使うと、指定したサイト内のページをクロールして情報を取得し、SEOにおける課題やエラーがないかを発見することができます。「サイト診断」機能は無料プラン内で調査可能URL数の制限付きで利用可能です。
Google Search Console(カバレッジ)【無料】
サイト内部で問題が発生していないかをチェックすることができます。
エラーや警告が出ているページの具体的なURLを取得できるので、サイト評価を下げうる原因となるページを素早く把握することが可能です。
Screaming Frog SEO Spider
サイト解析によって、ページタイトル、ステータスコード、metaタグ、hタグ、Canonical タグ、被リンク数、などを一覧で取得できるツールです。
リンク切れ、重複コンテンツ、canonicalタグの未設置など、サイトの問題点も取得できるため、検索エンジンにページの内容を正しく伝えられる状態に改善するプロセスにおいて役立ちます。
料金:
フリープランあり
有料プランは月額 £149~
DeepCrawl
Screaming Frog SEO Spiderと同様に、サイトをクロールして、ページがインデックス可能になっているかなどを調査できるツールです。
料金:
ベーシックプラン:年額360,000円
エンタープライズプラン:応相談
Broken Link Checker(WordPressプラグイン)【無料】
サイト内外のリンクを調査して、リンク切れを発見できるプラグインです。問題のあるリンクを修正してSEO評価向上を妨げる原因を排除するのに役立ちます。
dead-link-checker【無料】
サイトの内部リンクがリンク切れになっていないかをチェックすることができます。調査対象のURLを入力してチェックボタンを押すだけで調査可能です。
アクセス解析ツール
アクセス解析とは、端的にいえば「サイトのコンバージョン(CV)を増加させるために、サイト訪問者の状況を数値によって可視化・分析すること」です。
「サイトにどのような人が訪れているのか」、「どのような時間帯・環境でアクセスしているのか」、「どのようなコンテンツが人気で、逆に見られていないコンテンツはどれか」といったことを分析することで、サイトの評価を向上させ、コンバージョンを増やすための課題の発見につながります。
アクセス解析ツールは様々なものがありますが、まずは無料のサービスを用いて分析を始めることをおすすめします。
Googleアナリティクス【無料】
Googleアナリティクスは、Googleが無料で提供しているアクセス解析ツールです。無料であるにも関わらず、トップクラスの機能性を誇り、日本の上場企業の75%が導入しているとも言われます。アクセス解析を実施するなら、まず最初に導入すべきツールです。
これを活用することで、記事ごと・ユーザー層別・時期別など、セグメントに分けたアクセス状況を細かく分析することが可能になります。
メジャーなツールであるため、出回っているノウハウが多く、初心者の方でも分かりやすいことがメリットです。加えて、中上級者の高度な要求にも対応できる種類豊富なレポートを有しています。Google AdWords、Google AdSense、GoogleタグマネージャなどGoogleの他のWebマーケティングツールと連携し、掛け合わせることでより深い分析ができるのも魅力です。
Google Analyticsの初期設定から使い方まで解説
TACT SEO
「TACT SEO」の「アクセス解析」機能をGoogleアナリティクスと併せて使用することで、SEOに特化したアクセス解析レポートを作成することができます。
アクセス解析機能ははフリープランでも利用可能です。
アルゴリズム変動調査ツール
Googleは、サイトを評価するアルゴリズムを定期的にアップデートしています。特に、年に数回コアアップデートと呼ばれる大規模なアップデートが実施されると、順位が大きく変動しするので、今まで上位表示できていたコンテンツの順位が急に落ちてしまうことがあります。
アルゴリズム変更調査ツールを使うと、アルゴリズムアップデートのタイミングで順位の変動状況を検知することが可能です。常日頃からSEOの最新情報を収集し、ユーザーにとって有益なコンテンツを発信し続けるために、アルゴリズム変動調査ツールを活用しましょう。
TACT SEO
「TACT SEO」の「アルゴリズム変動」機能では、独自で計測している約1,000キーワードを対象に
①各キーワード毎に対象日と前日の順位変動の平均値を算出
②全キーワードの①の平均値を順位変動幅として算出
しています。
日単位の順位変動をグラフで確認できることに加えて、直近のアルゴリズム変動履歴も閲覧できます。
namaz.jp【無料】
Googleのアルゴリズム変動状況をジャンル別で把握できるツールです。
アルゴリズムアップデートの内容によって、影響を受けるジャンルは異なります。そのため、ジャンルごとの変動状況を把握しておくことで、サイト内のどのページを対策すればいいのかが明確になります。
料金:無料
サクラサクラボ【無料】
サクラサクラボは、アルゴリズム変動状況をリアルタイムで確認できるツールです。
1時間単位でランダムで収集した200キーワードの検索結果の変動状況を観測することで、Googleのアルゴリズムアップデートの変動状況をリアルタイムで検知することが可能です。
ページスピード調査ツール
ページスピードとは、その名の通りページの表示速度のことです。ユーザーが特定のページにアクセスしてから、そのページ内のコンテンツがすべて表示されるまでの時間を指します。
ページ表示速度の計測・改善方法|Googleが重視する理由と対策
Googleが2017年・2018年に実施した調査では、ページの表示に3秒以上かかると、53%のユーザーが離脱してしまうと発表されています。
https://www.thinkwithgoogle.com/intl/en-ca/marketing-strategies/app-and-mobile/mobile-page-speed-new-industry-benchmarks/
また、Googleはページスピードが検索エンジンからのSEO評価項目であることを明言しています。ページスピードを改善することで、検索結果の上位に表示されやすくなるので、まずは自社サイトのページスピードを確認してみましょう。ページスピードのパフォーマンスだけではなく、改善案を提示してくれるツールもあるので、活用してみてください。
Google PageSpeed Insights【無料】
調査URLを入力するだけで、モバイル・PC別にページのページ速度のパフォーマンス状況を把握することができます。
ページ速度のパフォーマンス状況だけではなく、改善できる項目や、改善した場合に短縮できる推定時間を調査することができるため、具体的な改善施策に役立てることが可能です。
Think With Google【無料】
モバイルサイトの速度を簡易的にチェックすることができるツールです。2017年に公開されたもので、Googleが提供しているツールの中では比較的新しいツールです。
速度チェックだけではなく、サイトの速度向上につながる最適化案をレポート形式で作成してくれるので、実際の施策に役立てることができます。「読み込み時間を 0.1 秒短縮すると、コンバージョン率の 8% アップが期待できます」など、ページ速度を改善することで得られる具体的なメリットも提示してもらえます。
ローカルSEOツール
Googleマイビジネス【無料】
Googleマイビジネスは、自社の店舗・ビジネスの情報を登録でき、かつGoogle検索やGoogleマップ上で登録情報を表示させることができるツールです。
Googleマイビジネスを利用することで、Google検索やGoogleマップのユーザーに自社の店舗をアピールすることができ、店舗の集客増加に貢献します。
Bright Local【無料】
検索語と検索エリアを入力すると、検索エリアごとの検索結果の見え方が確認できます。例えば検索語に「カフェ」、検索エリア「港区」で検索結果を確認すると、港区にあるカフェの情報が検索結果またはGoogleマップ上に現れるので、その見え方が確認できます。
I Search From【無料】
国、言語、デバイスの情報を入力することで設定した条件で検索した際の検索結果をチェックすることができます。
SEOツールを選ぶ確認すべき5つのポイント
様々なSEOツールがある中で、SEO施策を進める上で投資対効果を考慮して適切なツールを選定する必要があります。SEOツールを選ぶ際のポイントを5つ紹介しますので、是非参考にして選んでみてください。
目的に合っているか
大前提として、目的にあったSEOツールを選定することが重要です。
例えば対策キーワードの順位推移を計測したい方が、ページスピード調査に特化したツールを導入しても、目的を達成することはできません。
自社のSEO施策を成功させるために必要な機能は何かを考えた上でSEOツールを選定しましょう。
使いやすいか
SEOツールによって、操作方法やアウトプットされる分析データが異なります。ツ「せっかくツールを導入したけれど、限られた人しか使用していない」という事態を避けるために、使いやすいツールを導入する必要があります。
UI/UX観点での感覚的な使いやすさはもちろん、ツール導入後のサポートが充実しているかも事前に確認しておくのが良いでしょう。
無料登録期間・プランを設けているツールもありますので、まずは試しに使って見て、使用感を確認してから導入を検討するのがおすすめです。
上位表示や目標とする成果に繋がる分析ができるか
狙ったキーワードで上位表示をするためには、自社ページのコンテンツと上位表示されているページの差分を具体的に把握することが重要です。
その上で足りないコンテンツや関連キーワードを網羅しつつ、ページを訪れたユーザーにとって有意義な独自のコンテンツなどを盛り込んでいく必要があります。
また、検索クエリの意図や、検索結果上位のページ傾向を読み解き、調査ができるSEOツールかどうかもツールを導入して成果を出すことができるかどうかに密接に関わってきます。
導入後のサポート体制
先ほどの「使いやすいか」という点に付随しますが、初めてSEOツールを導入する方も何度かツールを利用したことがある方も、導入初期だけでなく、活用している間どのようなサポートがあるかをしっかりと確認することをお勧めします。
検討段階で「機能面のみで比較してしまい、使いこなすまでに時間がかかってしまった」ということがないよう困った際にすぐに相談できるサポート体制があるかどうかはチェックしましょう。
目標達成の為の戦略設計ができるか
SEO施策を実行するにあたって、SEOツールを使うことが目的になってしまうことは本末転倒です。
実現可能なレベルで戦略を立て、目標を設定し、その目標を達成するために必要な記事数やキーワードをツールを使い調査や分析することができるか、という観点が非常に重要です。
また、ツールの選定段階で実現可能な目標と戦略イメージにマッチするSEOツールや提供会社を選ぶようにしましょう。
まとめ
本記事では、目的別のSEOツールのご紹介と、SEOツールを選ぶ際のポイントについて解説しました。一口にSEO施策と言っても様々な方法があり、まずは自社の課題を特定し、課題に合わせた解決手法やツールを選定することが重要です。
SEOツールはあくまでツールであり、導入したからと言って自社サイトの成果を約束するものではありません。SEO施策を進める上で必要な分析や作業を効率的に実施するための手段として捉え、施策に活かすことが重要です。
SEOに関して、何から着手すべきかわからない、なかなか成果がでないなどのお悩みがございましたら
SEO無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。