SEO
記事が上位表示されなくなるやってはダメなこと
2505
(この記事は2018年4月17日に掲載したものを加筆修正したものです)

非常に多くのコンテンツが検索上位を目指して日々公開されています。上位表示の競争がここまで激しくなっているからには、今まで以上にSEOを考慮し、戦略的にコンテンツを作りこむ必要があると言えます。

本記事では、既にSEOを考慮しながらコンテンツを作成しているウェブ担当者さま向けに、「よくあるコンテンツ作成の落とし穴」をご紹介します。今のコンテンツ戦略で結果が出ていないのであれば、いずれかに該当しているはずなのでぜひチェックしてみてください。

※注意
今回ご紹介するチェックリストはあくまでコンテンツの作り方が対象です。各主要タグや内部リンクの設置など、SEOの基本的な部分には触れておりません。

そもそもGoogleはコンテンツをどうやって評価しているの?

まずはGoogleがどうやってコンテンツを評価しているかを見てみましょう。Googleは「ページ単体の評価」と「サイト全体の評価」の2つの軸で評価していると考えられます。

検索エンジンの評価が高い

これをふまえた上で、本題をご紹介します。

コンテンツ作成で確認すべきチェックリスト

100位圏外の記事が多い時のチェックリスト

 icon-check-square-o titleタグ、hタグにキーワードを設定していない

icon-check-square-o 記事ページへの内部リンクを設置していない

icon-check-square-o 記事に対してテーマキーワードを設定していない

ここは基本的な項目です。コンテンツ作成の必須項目として実装しておきましょう。

100位~11位の記事が多い時のチェックリスト

ここでは次のステップに行くためのチェックリストをご紹介します。

 icon-check-square-o そもそも記事で狙えないキーワードを選定してしまっている

読み物系のコンテンツで狙えないキーワードを選んではいないでしょうか?

たとえば「渋谷 賃貸」というキーワードが該当します。このキーワードで検索すると、情報のリストページやサイトのトップページが出てきており、読み物系のコンテンツは上位表示されていません。

なぜならばこのキーワードで検索するユーザーが求めているのは賃貸物件の情報だからです。

読み物系の記事で上位表示化を狙う場合は、実際に狙っているキーワードで検索し、本当に狙えるかどうかを事前に確認しましょう。

 icon-check-square-o キーワードは決めているが、構成は指示していない

コンテンツの内容を完全にライターに任せてはいませんか? ユーザーが求めている情報が十分入っていない可能性があり、ページ単体の評価を上げることができません。その情報をきちんと記事構成に入れた上でライターに依頼をしましょう。

 icon-check-square-o ライティング・企画時に検索結果分析をしていない

自サイトのコンテンツ順位は、他サイトとの相対評価で決まります。今上位にあるページより評価されることが必須なのです。ですから、上位サイトの分析を必ず行い、不十分な要素やトピックを把握しましょう。そしてそれを元にどんな情報をユーザーに提供すべきかを決めなければなりません。

 icon-check-square-o サジェストキーワードの情報を詰め込んでいて文章の流れが不自然になっている

サジェストキーワードを無作為に埋め込んでいると、テーマキーワードとは無関係なキーワードが入る可能性があります。これはGoogleから高い評価を受けることができません。
上位表示されているサイトのテーマやキーワードを分析し、全て詰め込むのではなく戦略的に選別をするようにしましょう。

 icon-check-square-o 全部一律の文字数で作成している

キーワードごとにユーザーのニーズは異なります。ニーズに応えるようなコンテンツを執筆すれば、おのずと文字数もコンテンツごとに異なってきます。

何らかの理由で文字数制限をかけていた場合、その制約により必要情報を網羅しきれない可能性があります。

上位表示されているコンテンツよりも情報量が少ないとなると、結果としてユーザーニーズを満たせないことにつながります。

上位表示されているコンテンツがどれくらいの文字数なのか、きちんと確認した上で執筆をしましょう。

 icon-check-square-o コンセプトを大事にしすぎている

自社のサービスや商品のコンセプトを守ろうと頑張りすぎていないでしょうか? あまりにコンセプトを大切にしてしまうと、「伝えたいことだけ伝える」手前勝手なコンテンツになり、ユーザーが求める情報を提供できなくなってしまいます。

SEOで上位表示を狙うコンテンツにおいては、コンセプトを大切にしすぎず、あくまでユーザーが知りたいと思うことを掲載するようにしましょう。

 icon-check-square-o キーワードを入れれば良いと思っている

キーワードを詰め込めば上位表示される時代はもう終わっています。キーワードの使用回数ではなく、キーワードに紐づくユーザーのニーズを満たすようにしましょう。

 icon-check-square-o 1ページ作れば上位表示できると思っている

先ほど、ユーザーニーズを把握するために既に上位表示されているページを分析すべしと記載いたしました。しかし、そのページ内にユーザーが求めている情報の全てが掲載されているとは限りません。ユーザビリティを考慮して、ページを分割することがあるためです。

つまり、あなたが今見ている上位表示ページは、「ユーザーを意識して分割したページの1つ」であるため、ユーザーが求めている情報の「一部」しか載っていない可能性があります。

そのため、上位サイトを参考に1ページだけつくったところでユーザーニーズを満たせず、上位表示されていないことがあります。

10位以内の記事が多い時のチェックリスト

記事が10位以内に入っているということは、1ページ目に入っているということ。そのため大幅に何か修正する必要はありません。

特定のキーワードでさらなる上位表示を狙っていないのであれば、狙うべきは順位ではなく一記事あたりのオーガニック流入の増加です。

 icon-check-square-o 1キーワード1ページでコンテンツを作成している

複数のキーワードでも、一つのページだけで上位表示することができる場合があります。一キーワードに対して一ページなのではなく、一緒に狙えるキーワードをグルーピングすることで、少ない記事数でオーガニック流入を獲得できます。コストも抑えられるためサイトの収益性を高めることが可能です。

詳細は次の記事で閲覧できます。

SEO
収益性を高めるSEO記事のつくり方...
プロモニスタ編集部
2022/05/16

まとめ

以上がチェックリストです。当てはまった項目はいくつありましたか?

・0個
優秀なコンテンツディレクターです!その調子で続けてください!
・1個~4個
おしい!できなかった点を見直しましょう!
・5個以上
今すぐご相談下さい

いろいろなことを書いてきましたが、基本は「ユーザーニーズにページ・サイトで応えること」です。そのヒントは検索結果にあります。
Googleが上位に表示しているページ=ユーザーニーズに答えているページ/サイトです。困った時は、検索結果で上位表示されているページを分析してみましょう。

「TACT SEO」は、キーワード調査や日々の順位計測、サイト内のSEO課題の発見などSEO対策を行うために必要な機能が一つになったツールです。 自社サイトが上位表示できていない要因を網羅的に分析することが可能です。 入力時間は30秒!無料版をぜひお試しください。

SEOに関して、何から着手すべきかわからない、なかなか成果がでないなどのお悩みがございましたら SEO無料相談も受け付けておりますので、お気軽にお問合せください。
▼この記事を読んだあなたにおすすめ!

単一キーワードでの上位表示の鍵は「サイト全体評価」にあり!必要な考え方と対策を解説

SEOに効果的なキーワード選定とは?狙ったワードで検索上位に!

効果的な内部リンクの設計方法とは?上位表示に必要な理論と実例をご紹介
プロモニスタ編集部
プロモニスタ編集部
プロモニスタでは、コンテンツマーケティングとコンテンツSEO、SEO対策を中心にwebマーケティング関連の最新情報やノウハウ、当社の事例を発信しています。
  • Facebook
  • Twitter
ページトップ