
企業・経営者側の立場での人事労務問題に特化した専門法律事務所があります。それが杜若経営法律事務所様の「杜若経営法律事務所|労務ネット」です。
ウィルゲート社のTACT SEOおよびSEO/AIOコンサルティングを導入後は、セッション数が約1.8倍に増加。AI経由の顧問契約も受注しており、検索ボリュームの大きいキーワードでも上位を獲得するなど、成果を実感されています。
導入の背景や施策内容について、Webサイトの運営を担当している樋口氏・友永氏にお聞きしました。
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杜若経営法律事務所 弁護士 樋口 陽亮氏(以下、樋口)、弁護士 友永 隆太氏(以下、友永)
株式会社ウィルゲート コンサルタント 幾竹 洸貴(以下、幾竹)、コンサルタント 寺西 翼(以下、寺西)、TACT SEOカスタマーサクセス 中台 晴菜(以下、中台)
聞き手:ライター 外山ゆひら
早くからWeb集客ができていたものの、時代の変化に対する遅れを実感
まずは事業の詳細について、樋口氏・友永氏に詳しくお聞きしました。
──貴事務所の詳細や強みについて教えてください。
友永:まず、当事務所の最大の特徴は、使用者側(経営者・企業側)の人事労務問題を扱っている専門の法律事務所であるという点です。当事務所は設立以来50年以上、この分野での高度なノウハウを蓄積しています。いろいろなテーマのうちの一つとして扱っている総合法律事務所はたくさんありますが、人事労務問題を「使用者側専門」としてやっている法律事務所は都内でも数えるくらいしかありません。
その専門性を活かし、これまでは長年のお付き合いがある社会保険労務士の先生方のご紹介や、企業向けセミナーや講演会などで企業様側からお声がけいただくことで、新規クライアントとの接点を増やしてきました。
──Webサイトはどのように運営されていた状況だったのでしょうか。
友永:公式Webサイトは20年以上前から存在していましたが、そこから集客するという意識はあまりなく、社会保険労務士の先生方の紹介やセミナーなどで当事務所の名前を知ってくださったクライアントが「どんな事務所かをより深く調べる際に見るもの」という位置付けでした。
樋口:ただ、当時はWebサイトを開設していない競合が多かったので、Web上で「使用者側の人事労務問題を得意とする法律事務所」を探すと、高い確率で当事務所にヒットしていました。そのため、Webサイトを公開しておくだけで一定の自然流入を得られていたのですが、2010年代から少しずつWebサイトを整えたり、良いコラムを発信したりする法律事務所が増加してきました。検索上位に表示されなくなってきたことを実感したのが、2021年頃です。Webサイトを公開しているだけで差別化できる状況ではなくなったのが、この時期になるかと思います。
──そうした背景から、2021年にウィルゲート社のSEO/AIOコンサルティングを導入いただいたのですね。
樋口:クライアントから、20年以上前に作った“手作り感満載のWebサイト”の古さを指摘されることもあり、Webサイトを全面的にリニューアルしようという話が出たことも理由です。
友永:ウィルゲート社に話を聞く前には、一時的にWeb上の弁護士プラットフォームのようなサービスに掲載してみたこともあります。しかし思いのほかマッチングの精度が低く、我々の専門性と合致しない依頼が多数寄せられたため、短期間で打ち切りを決めました。
その後、信頼できる取引先にWebサイトやSEOについての相談先を探していることを伝え、紹介いただいたのがウィルゲート社です。「以前のように検索で上位に表示される状態にしたい」「Webサイトの見栄えを良くしたい」という希望をお伝えし、オウンドメディアの再構築を含めたSEOコンサルティングをお願いすることにしました。
着実に記事を積み上げ、TACT SEO導入後はスピーディーに量産ができるように
──どのような施策からスタートしたのでしょうか。
樋口:オウンドメディアの再構築として、トップページの改修からスタートしました。当事務所を知ったばかりのクライアントが「ちゃんとした事務所だな」と感じていただけるようなWebサイトを作りたいという希望を伝え、信頼度と知名度の向上につながるオウンドメディアを作っていこうという方針です。
友永:デザインのブラッシュアップはもちろん、更新などで頻繁に動きがあることも重要とのことで、当事務所の専門性の高さの裏付けになるような、深みのある記事を積極的に発信していこう、という話になりました。
──記事作成・修正はどのように進められたのですか?
樋口:当時はウィルゲート社にいただいたキーワードリストに基づいて記事のテーマを決定し、外部のライターさんに納品いただいた原稿を自社で微調整してアップする、という取り組みを月2本ペースで実施しつつ、リライトも適宜行っていたので、平均で月3〜4本は作業をしていたかと思います。
友永:ちなみに、記事はカテゴリごとに分けて掲載しています。広く情報収集をしたいというよりは、「今すぐこの問題についてピンポイントで知りたい」というニーズをもっているユーザーが多いためです。近年は特に「問題社員対応」「セクハラ・パワハラ」などのニーズが高いですね。季節的な需要もあり、たとえば「解雇・退職勧奨」などのカテゴリは、新卒社員の試用期間が満了する6〜7月頃にグッと検索が増える傾向があります。

──2025年7月にTACT SEOを導入いただいてからは、どのような変化がありましたか。
友永:2021年から2025年の上半期までは、ひたすらコツコツと記事を積み上げてきました。ただ「記事をたくさん作成すること自体がゴールではなく、目指すべきは、その先にある新規相談の獲得や認知獲得ですよね」ということを改めて話し合い、そのためにTACT SEOを導入し、作業スピードをアップしていこうと決めました。
樋口:TACT SEOにAI記事作成機能やAIリライト機能が追加されたことも大きかったと思います。トライアルで使ってみて、これなら自分たちでも内製化できそうだという判断に至ったのです。実際にTACT SEOを導入してからは、月10本の記事作成・リライトの作業ができるようになりました。以前は業務全体の20%くらいを割いていたと思いますが、今は5%くらいのリソースで済んでいますね。会議や依頼主とのアポイントメントの合間時間に仕込んでおいて、終わる頃には完成している、という感じで、弁護士業務の中にうまくSEOの作業を組み込めています。
──AI機能の使い心地はどうですか。
樋口:最初の頃は多少、法律知識ならではのニュアンスの微調整を行っていましたが、AIの精度がどんどん向上しており、法律事務所が発信する記事としても十分そのまま使えるレベルになっています。実質20分程度で1本を仕上げられており、TACT SEO導入の狙い通り、自分たちの手でスピーディーに高精度な記事をアップできるようになりました。我々が打ち出したい情報を選別した上で項目立てをすれば、AIが下書きしてくれて、内容のチェックまでTACT SEOがほぼやってくれるので、それほど労力をかけずに記事が完成します。関連記事への内部リンクの挿入なども自動でやってくれるので、大幅な工数削減につながっています。
流入増に伴い、問い合わせ数が月20件前後に増加。AI Overviews引用数も0→約400まで向上し、複数LLMでの引用も獲得!
──成果が出たときのエピソードを教えてください。
樋口:記事作成を始めてから順調に検索順位が上がり、流入数も増えています。TACT SEOで量産を始めてからは、さらにセッション数の伸び率が上がり、2025年7月と2026年3月の比較では約1.8倍になっています。「労働問題 弁護士」で7位、「労務問題 弁護士」で5位など、検索ボリュームの大きいキーワードでもトップ10以内に安定的に入れるようになりました。

友永:2025年までは「SEO対策をして、まずはWebサイトを見てもらって事務所の名前を知ってもらう」という意識でした。2026年に入る前後からは「Web上で比較検討して当事務所に問い合わせをしてみようと思ってもらう」ことを目標として意識するようになり、次のフェーズに入った実感があります。我々はWebサイトからの問い合わせ数をコンバージョン(CV)としていますが、2025年7月と2026年3月の比較で1.5倍以上に伸びており、毎月20件前後を獲得できるようになりました。
──成果につながって本当に良かったです。他に得られた成果はありますか?

友永:直近では、AI Overviews(AIによる概要)でも引用されることが増えています。人事労務担当者がよく調べる「免職」「諭旨退職とは」「試用期間とは」といったキーワードを検索すると、引用元として表示されている状況です。実際に「AI Overviewsに掲載されているのを見て、問い合わせました」というお客様の声もあり、AI経由の問い合わせは成約率が高いことも実感していますね。
幾竹:これまでのSEO施策で「専門性の高い法律事務所である」という情報をしっかり積み上げられてきたことがGoogleに評価され、AIからの信用にもつながっているのだと思います。実際に生成AIで「労働者側ではなく会社側の人事労務問題について教えて」などと尋ねると、1〜2番目に杜若経営法律事務所様が表示されます。セミナーの開催実績や発行書籍なども含め、専門性がしっかりAIに拾われる形にできているからだと思いますね。
友永:5年前に「オウンドメディアを作って記事を掲載しましょう」と話していた頃は、AIの話題すら出ていなかったので、AI経由でお客様に見つけていただける今の状況そのものが、副次的な成果と言えるかと思います。2021年から取り組んできたWeb上のブランディングがうまくいったからこそ、今の状況を生めているのだと思いますので、「あのタイミングでSEO施策に着手して良かった」と改めて思いますね。
樋口:AI経由で当事務所を見つけてくださるのは、AIを活発に使う世代の担当者の方が多い印象です。直近でも「Geminiで引用されていたので問い合わせをしました」というご相談から、我々の一番の目標である「顧問契約」につながったケースがありました。
友永:AI経由でお問い合わせいただいたお客様は、他の流入経路と比べて、他事務所との相見積もりを検討されるケースが少ない印象を受けます。自社の課題に合うところをAIに相談して当事務所がピックアップされると「AIが引用してくれるなら」と気持ちの面でも後押しになるようです。人に紹介されるのと同じように、AIそのものがかなり信用されているのだなと感じます。


──作業を内製できる体制が整うまで、当社の担当者・幾竹、寺西、中台はどのような点で貢献できたでしょうか。
樋口:まずは、成果が出ていることに非常に感謝しています。加えて、戦略面や効果測定などの“頭を使う部分”をすべてお願いできているので、我々は手を動かす部分だけに専念でき、士業の片手間でもSEOを回せる体制が構築できました。「いただいた指示通りにTACT SEOでの作業に徹する」という感じで、SEOを勉強した感覚もあまりないくらいです(笑)。
幾竹:成果が出たのは、本業の弁護士業務がお忙しい中でもコツコツと手を動かし続けていただいたからだと思います。定例報告会などでの提案を着実に実装してくださったこと、TACT SEO導入後はさらにスピーディーに、専門性の高い記事を量産してくださったことが成果につながった要因と考えています。
中台:TACT SEOの記事管理機能や効果測定機能を使った分析は、これまで当社側で行い、レポートとしてご提出していました。少し前に「事務所の皆さんが使われることでタイムリーに見られるメリットもあるかと思います」とお伝えしたところ、早速それらの機能を使い始めてくださっています。見方や活用方法などでお悩みの際は、いつでもご相談いただければと思います。
樋口:ありがとうございます。TACT SEOの機能はどんどん進化しているので、今後も適宜、使いながら覚えていきたいと思います。

5年後が読めない時代。常に競合の一歩先を行くSEO/AIO対策を続けていきたい
──ウィルゲート社のTACT SEOとSEO/AIOコンサルティングを推薦いただくとしたら、どのような企業や担当者様になるでしょうか?
友永:本音で言えば、同業他社には内緒にしたいのですが(笑)、業種を問わず、SEOに課題を感じているならば問い合わせてみた方が話が早いと思います。自分たちに知識がなくても、課題を整理して自社に適した施策を設計してくれると思いますし、我々のようにSEO・AIOの専門知識が必要な戦略立案をウィルゲート社にお願いして、指示通りに作業に徹するだけでも、成果につなげていくことは可能だと思います。
──これからの貴事務所の目標を教えてください。
樋口:事務所のトップもSEOやAIOをどんどんやっていこうという考えの方なので、今後も注力していくつもりです。その時々でタイムリーに施策を打たなければ、あっという間に状況は変わるだろうという危機感も持っていますから。1年後には同業他社も追随してきていると思いますし、5年前にAIのここまでの普及を予想できなかったのと同様、5年先にどのような状況になっているかは想像がつきません。常にAIの進化にキャッチアップし、業界内でも一歩先のSEO・AIO対策を続けることで、人事労務問題を抱えている多くの使用者様との接点を作り、問題解決に寄与していくことが目標です。
友永:問い合わせ件数が順調に伸びてきましたので、現在は単発のご相談はもちろん、そこから顧問契約につなげるフェーズにも注力しています。長くお付き合いができるクライアントとの接点も、SEO・AIOの施策によって今後さらに広げていけたらと思っています。
──杜若経営法律事務所様のさらなる発展を祈念しております。ありがとうございました!

まとめ
今回は、杜若経営法律事務所様にご協力いただき、TACT SEO、SEO/AIOコンサルティングの導入事例を紹介させていただきました。
TACT SEOやウィルゲートのSEOコンサルティング・AIOコンサルティングにご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください!
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