支援事例
設計力・表現力を強みとするWeb制作会社が、毎月10件以上の確度の高いリード獲得に成功し、AI引用数も向上。Webマーケティング戦略のパートナーを求めてTACT SEOとSEO/AIOコンサルティングを導入した事例
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顧客企業のブランディングやWeb制作を支援する会社があります。それが株式会社デパート様です。

同社は以前から自社で記事を執筆し、「デパートBLOG」として情報発信を行っていました。「検索上位化」や「CV(コンバージョン)増加」といった目的を達成するための全体戦略がないことに課題感を抱えていたことから、ウィルゲート社のTACT SEOSEO/AIOコンサルティングを導入。以降は平均で月10件以上の確度の高いリードを獲得できるようになったことに加え、社内全体で知見が広がり、メンバー一人ひとりの意識の高まりなど、副次的な成果も現れているといいます。

導入の背景や施策内容について、サイトの運営を担当しているモチマス氏・板鼻氏にお聞きしました。

導入前の課題

・月10本の記事を制作していたものの、狙ったキーワードで上位表示できていなかった
・オウンドメディア経由で、確度の高い問い合わせを獲得できていなかった
・SEO戦略の全体像を描けず、KPI管理や施策の判断を自社だけで進めることが難しかった

ウィルゲートの提案

・SEO戦略の全体像を設計し、ターゲットキーワードと対策ページを選定
・TACT SEOを導入し、新規記事の作成・リライトを継続できる内製体制づくりを支援
・AIでの露出向上に向け、監修者情報やFAQの追加、構造化データの最適化などを支援

導入後の効果

毎月10件以上の確度の高いリードを獲得
・サイト全体のユーザー数・新規ユーザー数が約2割、セッション数が約1割増加
・「Web制作 流れ」「Webサイト 運用」「Webシステム デザイン」など、主要キーワードで検索1位を獲得
AI Mode、AI Overviews、Geminiでの引用を獲得
・記事作成から順位管理までの内製化を実現し、社内のSEO・AIOに対する意識も向上

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株式会社デパート様

株式会社デパート 取締役副社長COO クリエイティブディレクター UXデザイナー HCD-Net認定 人間中心設計スペシャリスト モチマス ミサ氏(以下、モチマス)、技術責任者 テクニカルディレクター 板鼻 祐治氏(以下、板鼻)
株式会社ウィルゲート コンサルタント 谷部 文菜(以下、谷部)、TACT SEOカスタマーサクセス 中台 晴菜(以下、中台)
聞き手:ライター 外山ゆひら

確度の高い流入や問い合わせを増やすためには「戦略」が必要と判断

まずは事業内容やその変遷について、モチマス氏・板鼻氏に詳しくお聞きしました。

──貴社のサービスの詳細や強みについて教えてください。

モチマス:当社は企業やプロダクトのブランディングを手掛ける会社の一部署として立ち上がり、2015年に分社化して現在の形になった経緯があります。そのため、企画・戦略からデザイン、システム開発、運用保守までをワンストップで提供できるWeb制作会社であるだけでなく、お客様が持たれている本質的な課題解決のためのブランド戦略の立案から担うことも特徴です。

コンテンツマーケティングに関しては、2017年頃から少しずつ取り組んでいたものの、本格的に強化していこうとなったのは2021年のことです。

▼株式会社デパート様のサービスやブランディングの考え方について詳しく知りたい方はこちらも併せてご覧ください。

web制作サービスラインアップ
ブランディングのメリットや方法の解説ブログ
リブランディング時に検討すべき論点や進め方の解説ブログ

──2021年にどのようなことがあったのでしょうか。

モチマス:この時期に企業ロゴとWebサイトの全面的なリニューアルを実施しました。それまで、サイトは「取引先の方に見ていただくもの」という位置付けでしたが、採用ブランディングとしての目的も兼ね、このタイミングで自社で記事を作成してオウンドメディア化していこうという取り組みを開始しました。それが「デパートBLOG」です。

板鼻:私は当時エンジニア部門の管理職だったのですが、「採用にあたって、中の人の発信は重要だよね」という話もあり、エンジニア向けの内容も拡充するため記事を作成していました。その他の多方面の記事は、仕事でつながりのある外部ライターさんにもお願いして、自分たちで修正をしてアップしていたのですが、当時は「対策キーワードを決めて作成した記事をアップする」という程度で、SEO対策を十分にやっていたわけではありません。しかし、なぜか検索で上位を獲得できていたこともあり(笑)、大きな課題意識はありませんでした。

モチマス:採用を通じて社員数が順調に増え、2023年になると「オウンドメディア経由で、もっとリードを獲得していこう」と方針を取るようになりました。さまざまな営業スタイルを試してきていますが、やはり「デパートのことを知っていただき、興味を持っていただいた上で、期待をかけて案件のご相談をいただく」というスタイルが、デパートにとっても、お客様にとっても、結果クロージングまで相性の良いものであると感じていまして。社内の体制変更も踏まえ、自社のブランドをグロースしていくことに本腰を入れていきました。

──なるほど。その後、2025年2月にウィルゲート社のTACT SEOとSEOコンサルティングを導入いただいたきっかけは。

板鼻:2023年からは外部ライターさんへの依頼を増やし、月10本ペースで記事をアップし始めたところ、流入数は順調に増やすことができました。一方で、狙ったキーワードでの上位表示ができない、確度の高い問い合わせにつながらない、といったことが課題として見えてきたのです。「リードを増やすために何を見て、どんな施策を打つべきか」「どんなキーワードで狙うべきか」といった戦略の全体像が描けておらず、自社だけでKPI管理をしながら対策を進めていくのは難しいと感じるようになってきたことから、SEO戦略全体を見直していただけるような外部のパートナー企業を探すことにしました。

モチマス:何社かにお話を伺いましたが、最初に対応いただいた瞬間から、ウィルゲート社には直感的な相性の良さを感じたことを記憶しています。詳しい話を伺うフェーズでも、テンプレートやマニュアルに沿ったサービスの紹介ではなく、当社の状況をしっかり理解した上でご提案くださり、柔軟に伴走いただけるイメージが湧きました。対応のスピード感も含めて「この会社とパートナーとしてやっていきたい」と思えたことから、まずは半年間の想定で、TACT SEOとSEOコンサルティングをお願いすることにしました。 

「千本ノック」の感覚で記事の量産を図った後に、AIO対策を開始

──どのような施策からスタートしたのでしょうか。

板鼻:TACT SEOを使いながら、3名体制で記事作成に取り掛かりました。SEO関連のツールを使うのは全員初めてだったので、TACT SEOの使い方についてはCS(カスタマーサクセス)の中台さんにレクチャーをいただきながら習得していきました。

モチマス:最初の1年間は、まずサイトの健康状態を良くするフェーズと考え、「千本ノック」のような感覚で(笑)、リライトを行いながら新規記事の量産を進めました。新規・リライト含め、月平均で10本ずつくらいは手を入れられていたと思います。具体的には、ターゲットキーワードを選定いただき、それぞれの対策ページを決めていきました。あわせて、SEOの観点を踏まえた執筆ルールを社内で統一し、既存ページの改善も一つずつ進めていきました。

我々は「ブランドグロース」という広報と営業の役割を持った部署で仕事をしており、クライアントワークも当然ながら並行して担当しています。正直、自分たちで記事を書いていくことは容易ではない状況なのですが、TACT SEOやウィルゲートさんのスピードあるご支援があったからこそ、戦略を実行しトライアンドエラーを繰り返して愚直にメディアを育てていくことができました。これは、1年目の大きな収穫となりました。

──2年目となる今年は、どのような施策に取り組んでいるのでしょうか。

板鼻:1年間である程度、記事のボリュームを確保できたことから、2026年2月からの半年間は「AIに対する露出を高める」ということも目標に、コンサルタントの谷部さんと一緒に取り組んでいます。作成すべきコラムの設定や既存コラムの改修を続けながら、TACT SEOの新機能を活用して「監修者情報」「FAQ(よくある質問)」「この記事でわかること」などを各ページに追加しています。

谷部:具体的には、AIOの観点からE-E-A-T施策(監修者情報の追加)や構造化データの最適化などを支援しております。構造化データに関しては、必要なコードを私の方で設定してお送りし、デパート様側で一部内容をブラッシュアップの上、Webサイトのコードに貼り付けていただく形で対応いただいています。

株式会社デパート様

確度の高い問い合わせを毎月10件以上、コンスタントに獲得できるように

──成果が出たときのエピソードを教えてください。

モチマス:成果は施策開始から2〜3ヶ月ほどで現れました。サイト全体のユーザー数と新規ユーザー数は当初から2割ほど増加し、セッション数も1割程度伸びていますが、重要な成果として感じているのは、毎月10件以上のリード獲得ができるようになったことです。導入から約1年で順調に増え、目標としていた件数を取れるようになりました。

また、成約につながるような質の高いリードが獲得できていることも大きな成果に感じています。リスティング広告経由でも月3件前後のリードを獲得できているのですが、そちらに比べると、圧倒的に費用対効果が高いです。SEOやAI経由の問い合わせは「ちゃんと我々の強みを認識した上で、依頼してきてくれているのだな」と感じることが多いですね。

株式会社デパート様

──成果につながって本当によかったです。他に得られた成果はありますか?

株式会社デパート様

モチマス:いくつかあります。まず、基本的なSEO施策を見直すことができました。「タイトルにもキーワードをちゃんと入れる」などのベーシックな施策をおろそかにすると、検索でもランク外になってしまう、といったことも今回改めて体感したことの一つです。こうした細部の改善によって各ターゲットキーワードをSEO上で上位化できる設計にしたことで、以前は順位を上げられずにいた「Web制作 流れ」「Webサイト 運用」「Webシステム デザイン」といったキーワードで検索トップを獲得できるようになりました。細々とした作業はそれなりにリソースを要しますが、こればっかりは、自ら手を動かし続け、習得し続けなければならない常にアップデートが必要なものだと感じます。

谷部:SEOやAIOでの引き合いが増えたのは、メンバーの皆さんが士気高く、コンスタントに手を動かしていただけたからこそです。最近はAIモード(AI Mode)、AI Overviews、Geminiなどで引用されているのも確認しており、以前にも増して、Web制作の依頼先を検討している多くのユーザーの目に入る状態になってきていると思います。

板鼻:記事作成から順位管理まで、自分たちで効率的に進められる体制を確立することができたことも成果に感じています。外部のライターさんにお願いしていた頃は、技術的な内容に関しての添削にかなり時間を費やしていました。TACT SEOを使って自分たちで書けるようになってからは、下書きまでをスピーディーに終えられるので、内容の推敲により時間をかけられるようになり、時間をかけるポイントを変えられた気がします。

中台:「デパートBLOG」は、SEO記事の枠を超えて、読み物としての完成度が高いですよね。谷部さんとも「TACT SEOとデザイナーさんの知見とを合わせると、こんなにも読み応えのある記事を書いていただけるんだね」と話したほどです。別途用意してくださっている挿入画像もきれいで、さすがWeb制作会社さんの記事だなと感じます。

モチマス:嬉しいお言葉、ありがとうございます!私自身が「SEOはおもしろい」と気づいたことも、今回の取り組みの成果と言えるかもしれません。「SEOやAIOに関することは、モチマスか板鼻に聞け!」という感じで、今や我々2名は社内のSEOインフルエンサーのようになっています(笑)。イントラネット内に「SEO辞典」を作って社内全員が見られるようにしたり、社内勉強会を開催したりしているので、メンバーの中で「SEO/AIO対策は重要」という意識も醸成されてきていると感じます。

板鼻:記事の構成やリンクの貼り方なども皆が理解してきて、社内のテンプレートのようなものができてきましたよね。当社のクライアントに簡単なアドバイスができるくらいには、エンジニアたちのSEOに関する知見も上がっていると感じます。

モチマス:社員たち一人ひとりの発信に対する意識が変わったことも、今回の施策を経て起こった変化です。最近は、デザイナー陣もTACT SEOを使って記事を書いてくれるようになりました。発信への積極性を人事評価に絡めて全社的に促進していることも背景にありますが、デザイナーが書く記事は結構おもしろくて、我々としても読んでいて発見が多いです。

株式会社デパート様

──作業を内製できる体制が整うまで、当社の担当者・谷部、中台はどのような点で貢献できたでしょうか。

モチマス:我々にとっては、もはや自社チームの一員という感覚です。社内からの信頼も厚く、何か困ったらウィルゲートさんに相談させていただいています。「やりたいけど社内の状況的にこれは難しい」といった当社の事情も加味しながら伴走いただいており、感謝の言葉しかありません。

板鼻:TACT SEOの新機能リリースのスピード感もすごいですよね。ミーティングのたびに新機能を紹介してもらっている感覚です。たとえば、以前は記事管理をスプレッドシートで行っていたのですが、ツールの行き来に少々手間がかかり、リアルタイムにできたらいいなと話していたところ、ちょうどその機能を開発中で、まもなくリリースされるというお知らせをいただいたこともあります。かゆいところに手が届く感じで、どんどん使いやすくなっている実感があります。

中台:いただいた意見を参考に機能改善を行っていますので、具体的なリクエストや要望をいただけることは、当社としてもありがたい限りです!

モチマス:キーワード選定から記事作成、順位管理までをTACT SEO上で一元管理できるようになり、今やTACT SEOがないと困るカラダになっています(笑)。ウィルゲート社が毎月共有してくださるトレンドなども、知見として社内共有をしていますし、Webまわりで「AかBかで迷う」といったときにもすぐに意見を伺いたくなります。

我々もクライアントからSEO/AIOについての相談を受けることが増えているので、自分たちで学びながらお客様にも提供できている状況です。ここ1年半の取り組みすべてに、非常に意義を感じています。

谷部・中台:今後もぜひお気軽にご相談ください!

株式会社デパート様

SEO/AIO施策に継続的に取り組み、今後も受注や採用につなげていきたい

──ウィルゲート社のTACT SEOとSEO/AIOコンサルティングを推薦いただくとしたら、どのような企業や担当者様になるでしょうか?

モチマス:当社のように「記事作成はできるけど、全体的な戦略がないまま進んでいる」という企業の方に、ぜひ推薦したいです。こちらの業務内容を深くまでヒアリングしてくれて、最適な戦略を練ってくれるパートナーになってくれるだけでなく、戦略を進める過程でも、ずっと丁寧に話を聞いて寄り添ってくれる会社だとお伝えしたいです。

──これからの貴社の目標を教えてください。

モチマス:SEO/AIOの施策はやればやるほどやるべきことが出てくるので「やり続ける必要があるもの」と認識しています。ウィルゲートさんには、これからもずっとパートナーとしてお願いしたい気持ちです。今回のコンサルティングとは別に「お互いの強みを発揮し合える協業の形があるのでは?」と最近は思っているので、ぜひまたご相談できたらと思います。

板鼻:ディレクター陣にも才能のあるメンバーが大勢いるので、ユーザーからの指名につながるような状態に可視化できていけたらと考えています。記事にしっかり監修者情報を追加することは、メンバーそれぞれのブランディングにもつながっていくだろうと感じていますので。これまで、社外に向けての自己プロデュースが苦手な社員も多かったのですが、最近は「監修者情報に載せるためにも資格を取ろうよ」ということが社内でブームになっており、多くの好循環が生まれていると感じます。オウンドメディアをしっかり機能させて、リードの獲得や採用につなげていきたいです。

──デパート様のさらなる発展を祈念しております。ありがとうございました!

株式会社デパート様

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まとめ

今回は、株式会社デパート様にご協力いただき、TACT SEO、SEO/AIOコンサルティングの導入事例を紹介させていただきました。

TACT SEOやウィルゲートのSEOコンサルティングAIOコンサルティングにご興味をお持ちの方は、ぜひお問い合わせください!

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プロモニスタ編集部
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