サテライトサイトとは?目的やSEO対策におけるメリットを解説

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サテライトサイト

こんにちは。ウィルゲートが提供するSEO分析ツール「TACT SEO」ライターチームです。

SEO対策をするなかで「サテライトサイト」という言葉の意味や定義が気になっていませんか。

サテライトサイトとは、被リンク対策やターゲット層の拡大を目的で作られた別サイトのことです。

一見メリットの多そうなサテライトサイトですが、気をつけて作成・運営しなければペナルティを受ける恐れがあります。

本記事では、サテライトサイトの定義や目的、ペナルティリスクについて詳しく解説します。

サテライトサイトとは

サテライトサイトとは、被リンク対策やターゲット層の拡大を目的として、本サイトとは別に立ち上げたサイトのことを指します。

本サイトとは別ドメインであるサイトのことを指すことが多いですが、サブドメインで運用している場合もあります。

本サイトとの関連を明確に示さず、むしろ隠して運営されます。

そもそもサテライトとは、「衛星」という意味です。

地球のまわりを回る月のように、サテライトサイトは本サイトの周りに配置して、本サイトへ被リンクを集めたりユーザーの流入を呼び込んだりします。

サテライトサイトの目的

サテライトサイトを制作・運営するメリットを2つの目的から紐解いていきます。

被リンクの獲得

サテライトサイトからの被リンク獲得

サテライトサイトを本サイトと異なるドメインで制作し、サテライトサイトから本サイトへ被リンクを設定して被リンクを獲得する狙いがあります。

しかし、Googleのアップデートにより、被リンクの数だけでなく質も重視されるようになったため最近は形だけのサテライトサイトは減少傾向にあります。

参考:Google検索セントラル「リンクプログラム」

制作や運用などのコストもかかるので他のSEO対策に取り組む方がメリットが大きいこともあります。

▼SEO対策についての詳細はこちら

SEOとは?基礎知識から上位表示のための対策方法まで解説

メインサイトでアプローチできないユーザーの獲得

本サイトでは集客できないキーワードをサテライトサイトで集客することができます。

活用事例とともに確認しましょう。

記事系のコンテンツをまとめたサイト(オウンドメディア)

本サイトでは、顕在層(既にサービスを知っており、興味を持っている層)しか集客できませんが、記事コンテンツを作ることで自社サービスを活用するかもしれない潜在層にまでアプローチできます。

例)ウィルゲートの本サイトでは、「会社名」や「サービス名」で検索されますが、「プロモニスタ」というオウンドメディアにより、「SEO対策」や「被リンク」といったキーワードを検索するユーザーの集客が可能となります。

オウンドメディアについて詳細を知りたい方は以下の記事をご参照ください。

オウンドメディア運用のメリット・フローを徹底解説

メインサービスに関連した別のサービスサイト

メインサイトで訴求しているサービスから、新たなサービスを派生させた場合は別サイトとして扱った方がユーザーにとってわかりやすくなることがあります。

人材派遣を行っている企業が求人サイトを始める場合、ドメインを分けた方がわかりやすいでしょう。

例)求人サイト大手「リクナビ」では、新卒の就活サイト「リクナビ」以外にも転職者向け「リクナビNEXT」や派遣に特化した「リクナビ派遣」、職種に特化した「リクナビ薬剤師」などを異なるドメインで運営し、サービスごとにターゲットを絞った情報を提供しています。

広告で活用できるリターゲティングリストの獲得

自社サイトを訪れたユーザーは、リターゲティング広告を出稿する際のリストとして活用できます。

リターゲティング広告とは、サイトに訪れたユーザーを離脱後に追跡して表示させる広告のことです。

サテライトサイトに訪れたユーザーは既に自社サービスに関連する悩み・願望を持っていることが多いので、本サイトや自社サービスの広告を出すことで、集客・収入アップにつなげられる可能性があります。

効果的なサテライトサイトを作成する3つのポイント

効果的なサテライトサイトを作成するために意識したい3つのポイントについて解説します。

本サイトと関連性のある内容にする

SEOのメリットを享受するには、本サイトと関連するテーマを選びましょう。

その理由は、以下のとおりです。

  • 関連のないテーマのサイトからの不自然なリンクは低品質なリンクとみなされる可能性がある
  • 関連のないテーマを扱うと、将来的にも本サイトの顧客とならないユーザーしか獲得できない

また、記事を細分化しすぎないようにすることも重要です。

1つのサイトで完結できるコンテンツを細分化しすぎることはユーザーにとってわかりにくいだけでなく、記事のボリュームが減ってしまい、SEO観点でもよくありません。

(参考)Google検索セントラル「重複コンテンツの作成を避ける」

サテライトサイトを作る際は、「メインサイトと分けて作成する必要が本当にあるのか」を考えるようにしましょう。

Googleに良質な被リンクだと判定されるために、単体で存在意義のあるサイトを作るよう心がけてください。

ユーザーにとって価値のあるコンテンツによって月間UU数・ページビュー数4.5倍を実現したコンテンツ追加成功事例

また、サテライトサイト自体の価値を上げるため、定期的に更新することも忘れないようにしましょう。

IPアドレスを分散させるために独自ドメインを使用する

ドメインを分散しないと被リンク効果がないため、メインサイトとはIPアドレスもクラスC以上で分散させましょう。

IPアドレスは「000.111.222.333」のように12個の数値で構成されており、000がクラスA、111がクラスB、222がクラスC、333がクラスDと呼ばれます。

クラスC以上で分散とは、 「000.111.222.333」のうち、333以外が異なっているIPアドレスのことを指します。

同じIPアドレスにならないよう、本サイトと同じサーバーには収納せずに、別のサーバーを用意しなければなりません。

ユーザーにわかりやすいアンカーテキストが貼られている

自演リンクとしてペナルティの対象になる可能性があるので、メインサイトからサテライトサイトへのリンクは貼らないようにする必要があります。

また、アンカーテキストはクリックするユーザーにとってわかりやすいものとなっていることが重要です。

アンカーテキストについての詳細はこちらの記事を参考にしてください。

アンカーテキストってSEO対策に効果あるの?具体的な書き方を解説

サテライトサイトのペナルティリスク

注意点

サテライトサイトの作成・運営にはメリットがありますが、注意しなければペナルティを受けるリスクもあります。

Googleのペナルティとは?

万が一、Googleのペナルティを受けると検索順位が大幅に下落します。

順位が一気に落ちてしまった場合は、以下の記事を参考にペナルティを受けたか確認しましょう。

ペナルティを受けているか確認し順位を回復させる方法

リンク操作を行うWebサイトへの影響が大きかったペンギンアップデートと比較して、パンダアップデートはコンテンツの質が再評価されました。

サイト内重複や、記事の品質、専門性が重視されるようになっています。

パンダ・アップデートとは

サテライトサイトはペナルティを受ける可能性がある

サテライトサイトは、Googleからペナルティを受ける恐れがあります。

そのため、無計画にサテライトサイトを作ることはおすすめできません。

Googleのガイドライン違反となるサテライトサイトの特徴について解説します。

ユーザーにとって質の低いサイト

質の低いサイトである場合、ユーザーにとって価値がないためペナルティを受けるかもしれません。

たとえば、以下のような場合「質が低い」とみなされやすいです。

  • コンテンツ内容の重複
  • 情報量が乏しい
  • 内容の薄いアフィリエイトページ

(参考)Google検索セントラル「質の低いコンテンツ」

サテライトサイトは、本サイトと関連性を持たせるために類似したコンテンツが作成されやすいです。

また、同時にいくつもの複数サイトを運営するため、ユーザーにとって不十分な内容になってしまうこともあります。

本サイトのメインテーマに関連するサブテーマやターゲットを変えた内容を伝えるコンテンツとなるよう気をつけましょう。

不自然なリンクや自演リンク

誘導ページとみなされると、Googleのウェブマスター向けガイドラインに違反することになります。

不自然なリンクや自演リンクと判断されやすいリンクは、以下のようなものです。

  • 大量な相互リンク
  • ユーザーから分かりづらい隠しリンク
  • 関連性のないリンク

被リンクを獲得するために作成したサテライトサイトは「SEO対策だけにリンクを設置している」と判断されかねません。

更新頻度が低いサイト

更新が止まっているサイトを、Googleは質の低いサイトとみなします。

本サイトに重きを置いていると、どうしてもサテライトサイトの更新頻度は落ちてしまうでしょう。

作成してからほとんど更新せずに、放置してしまうとサイトの価値は低くなってしまうため、定期的に更新をして新しい情報をユーザーに届けることを意識しましょう。

オリジナリティがないサイト

オリジナリティのないサイトは、Googleから評価されません。

Googleの品質ガイドラインでは、オリジナルのコンテンツがほとんどまたはまったく存在しないページの作成を使用しないよう注意喚起されています。

「本サイトのためのサテライトサイト」という位置付けであっても、ユーザーにとって価値や魅力のあるオリジナリティのあるサイト作りを心がけましょう。

検索エンジンアルゴリズムの裏をかいた悪質な方法で検索順位を上げようと試みるSEO手法をブラックハットSEOと呼びます。その他の悪質なSEO手法について確認したい方は、下記の記事もご覧ください。

ブラックハットSEOとは?ホワイトハットSEOとの違いや手法

まとめ

本記事では、サテライトサイトの定義や目的、ペナルティリスクについて解説しました。

サテライトサイトは被リンク獲得やユーザー獲得を目的に作成され、SEO対策にも効果的です。

一見メリットの多そうなサテライトサイトですが、気をつけて作成・運営しなければペナルティを受ける恐れがあります。

改めてサテライトサイトの役割やペナルティリスクを認識し、サテライトサイト単体で集客するつもりで運営しましょう。

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プロモニスタ編集部
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