ロングテールSEOとは?メリットや対策方法を解説

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「検索ボリュームが大きいビッグキーワードでなかなか上位表示できず、流入が増えない…けれど、どのようなキーワードを優先的に対策すべきかもわからない」

このようなお悩みを抱えているWeb担当者様は多いのではないでしょうか。

ロングテールSEOとは、特定のキーワードだけではなく、サイトに関連するさまざまなキーワードで上位表示させるために対策し、幅広いキーワードでの流入を獲得できるようにするためのSEO手法です。

ロングテールSEOを正しく理解し、対策することで、サイト全体の流入数が増える可能性があります。

本記事では、ロングテールSEOの基礎知識やメリット、対策方法について解説します。

ロングテールSEOとは

ロングテールSEOとは、サイトのメインキーワードだけではなく、関連する複数のキーワードで対策を行い、より多くの流入を獲得できるようにするためのSEO手法です。

ロングテールの言葉の由来

「ロングテール」という言葉は、アメリカWired誌の編集長であるクリスアンダーソン氏によって提唱されたロングテール理論が元になっています。

ロングテールとは、Amazonのようなインターネットを活用した販売において、商品を低コストで取り扱うことで、多品種少量販売で利益を上げられるという理論です。

縦軸に「商品別の収益」、横軸に「収益が多い順に並べたとき何番目の商品かをカウントした値」をとったときのグラフが、長いしっぽが伸びるように見えるたことから、「ロングテール」と名づけられました。2004年10月に米Wired Magazine誌の当時編集長だったクリス・アンダーソンが同誌に書いた「the Long Tail」という記事が起源です。

引用:https://www.wired.com/2004/10/tail/

ロングテール理論は、「パレートの法則」の対立概念です。

※パレートの法則=売上の8割は全顧客・全商品のうちの優良な上位2割が生み出しているという考え。

ロングテール理論では、パレートの法則で切り捨てられてきた残り8割のニッチ商品や顧客に着目しています。この理論をSEOに当てはめた結果、「ロングテールSEO」という言葉が生まれました。

参考:https://www.jmrlsi.co.jp/knowledge/yougo/my09/my0916.html

ロングテールキーワードとは


ロングテールキーワードとは、下記の図のような縦軸に検索ボリュームをとり、左から順に検索ボリュームが大きい順にキーワードを並べたグラフを作成した時、グラフ右側の検索ボリュームが小さいキーワード群を指します。

例えば、「SEO」のキーワード群の場合、対象のキーワードの多くが複数語(3~4語)で構成されており、検索ボリュームが小さい傾向にあります。例を挙げると、下記表の右側に位置している「seo とは 初心者」「seo 文字数 チェック」などのキーワードがロングテールキーワードにあたります。

ロングテールSEOのメリット

比較的競合が少なく、上位表示されやすい

検索ボリュームの多いビッグキーワードは上位表示された時のインパクトが大きく、競合もこぞって対策するため上位表示難易度が高くなります。

それに対し、ロングテールSEOで対策するロングテールキーワードは検索ボリュームが小さいので、競合性が低く、上位表示難易度が低い傾向があります。

上位表示難易度が高いビッグキーワードを1つ対策するよりも、上位表示難易度が低いロングテールキーワードを複数対策するほうが、多くのキーワードを上位表示させることができ、結果的に流入が増える場合もあります。

アップデートを受けた際のサイト全体のアクセスへの悪影響が少ない

検索ボリュームの多いビッグキーワードに絞って対策をしていると、ビッグキーワードのページに集客を依存してしまう傾向があります。アクセスをビッグキーワードに頼っている状況だと、Googleのアルゴリズムアップデートの影響を受けた際のアクセス数減少のダメージが大きく、順位変動に必要以上に一喜一憂してしまいがちです。

複数のロングテールキーワードを対策すると、特定のキーワードからのアクセスに依存することが少なくなり、アクセス数減少のリスクを分散することができます。

検索ニーズが明確で、コンバージョンに繋がりやすい

ロングテールキーワードは、検索ボリュームが小さいキーワード群であることから、3~4語で構成された複合語であるケースが多いです。

複合語は、検索ユーザーのニーズがすでに明確で、サイト運営側が目指すコンバージョン(購入や申し込み、問合せなど)に到達する可能性が高まります。そのため、数多く対策することでサイトに大きなインパクトをもたらすことがあります。

「SEO」の関連キーワードを例に挙げて説明します。

下記2つのキーワードは、検索意図は似ているものの、検索ボリュームが異なるキーワードです。

「SEO ツール」:検索ボリューム大
「SEO 文字数 チェック」:検索ボリューム小

「SEO ツール 」で検索するユーザーの中には、「漠然とSEOツールを探している」ユーザーが一定数存在します。それに対して、「SEO 文字数 チェック」で検索するユーザーは「SEOツールの中でも、ページの文字数をチェックできるツールが知りたい」という明確な検索意図を持ったユーザーだと考えられます。そのため、ユーザーの検索意図にマッチするコンテンツさえ用意できれば、「SEO ツール」より検索ボリューム自体は小さくても、検索ユーザーのアクションに繋がりやすく、コンバージョン率が高まることが期待できます。

ロングテールキーワードは、取りこぼさずに地道に対策することで大きな成果が期待できるキーワード群です。

ロングテールキーワードの調査方法

ロングテールキーワードの調査方法を紹介します。

Googleのサジェスト欄で調査する

サジェストとは、検索窓にキーワードを打ち込んだ際に表示される複合キーワードの候補のことです。

サジェスト表示されたキーワードは、ユーザーが検索する際によく一緒に検索される、関連性の高いキーワードです。サジェスト欄を見ることで、今まで思いつかなかったキーワードを発見できたり、ユーザーの検索意図をより深く知ることができたりします。

サジェスト欄をチェックすることで、最適なロングテールキーワードを見つけることができので、サイトのメインキーワードで実際に検索してみましょう。

ツールを使って調査する

ツールを使うと、サイトのメインキーワードの関連キーワードを簡単に取得できます。

本記事では、「TACT SEO」の「関連キーワード調査」という機能を紹介します。

「関連キーワード調査」の調査キーワード入力画面にサイトのメインキーワードを入力すると、関連キーワード・検索ボリューム(検索数)・想定のGoogle広告のクリック単価が取得できます。

サジェスト欄で調査する方法よりも、多くのキーワードを手間なく調査でき、キーワードを探す工数を大きく削減することができます。

ツールを使った方が手間をかけずにロングテールキーワードを取得できるので、ツールの使用をおすすめします。

▼キーワード選定方法について、詳しく知りたい方はこちらをご覧ください!

SEO対策キーワードの選定方法とは?ポイントを解説

ロングテールSEOの注意点

検索意図が近いキーワードのコンテンツを複数作成しないようにする

検索意図が近いキーワードのコンテンツが複数存在していると、検索エンジンの評価が分散してしまいます。評価が分散した結果、検索意図が似ている他のページの評価も落ちてしまうことがあるので、注意が必要です。

解決策として、検索意図が似ているキーワードをまとめて1つの記事で対策することが挙げられます。少ないページ数で多くのキーワードを対策できるため、より効率的に成果を出すことができます。


「TACT SEO」の「上位表示分析」でサイトのメインキーワードを調査すると、対策すべき関連キーワードの一覧が取得できます。それらのキーワードは番号でグループ分けされているので、どのキーワード同士をまとめられそうか、簡単に調査することが可能です。

作成したページを抜け漏れなく管理・計測する

SEO対策において、作成コンテンツの管理・計測は必要不可欠です。

特にロングテールSEOは、複数のページを作成する前提の施策なので、作成したページを抜け漏れなく管理・計測できる体制構築が重要となります。

作成したページが適切に管理されていないと、

情報が更新されず、古い情報の記事が公開されたままになってしまう
・作成済みテーマと重複したテーマの記事を作成してしまう

のようなリスクがあります。

また、公開したページの効果計測がされていないと、作成したページが成果に繋がっているか判断できず、細かな改善・チューニングができません。せっかくコストをかけて作成したコンテンツなので、「公開して終わり」ではなく、効果計測までしっかり行いましょう。

まとめ

本記事ではロングテールSEOの基礎知識やメリット、対策方法について解説しました。

SEO対策において、検索ボリュームが大きいキーワードでの上位表示施策はもちろん重要です。しかし、ビッグキーワードの上位表示のみに固執してしまうと、SEO対策で獲得できるはずのアクセスを取りこぼしてしまう可能性があります。

関連キーワードでの流入が伸び悩んでいるサイトの運営者の方は、本記事の内容参考に、ロングテールSEOの実施を是非検討してみてください。

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プロモニスタ編集部
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