
株式会社ビーウェルインターナショナルは、韓国人材に特化した採用支援サービス「KOREC(コレック)」を運営する企業です。
日本企業と韓国人求職者をつなぐ架け橋として、オンラインプラットフォームや現地イベントを活用し、これまでに500社以上と20,000名超のマッチングを実現。
ソウルや釜山の専用フリースペースを拠点に、N2以上の日本語力やTOEIC高得点を持つ優秀な人材の採用を支援しています。
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導入前の課題
──アポトルを導入する前、貴社はどのような課題を抱えていましたか?
導入前は、新規リードの獲得のたびに外部からリストを購入したり、営業担当者が手作業でターゲットリストを作成していました。そのため非常に時間と手間がかかっていました。
また、リストの精度にもばらつきがあり、決裁者まで辿り着けず商談に至らないケースも多く、営業効率の悪さが課題でした。
例えば、購入したリストを自社用に加工するだけでも毎月2〜3時間はかかっていましたし、リスト内の約3割は問い合わせフォームが存在せず、アプローチさえできないという無駄が生じていました。
アポトル導入のきっかけ・決め手
──そうした課題がある中で、アポトルを導入しようと決めたきっかけや決め手は何だったのでしょうか?
やはりネックは「いかに効率よく決裁者にアプローチするか」という点でした。その解決策を模索する中でアポトルの存在を知り、「これだ」と思いました。
アポトルは、SNSを中心にターゲット企業のリストアップを簡単に行い、その上で企業の経営層にダイレクトにアプローチできるため、これまで接点を持てなかった層に対してもアプローチできる点が大きな魅力でした。
「これなら、当社が抱えていたリード獲得の課題を解決できる」と感じ、導入を決めました。
活用における工夫や社内体制
──実際にアポトルを活用するにあたって、貴社で工夫していることや社内体制について教えてください。
営業チームとマーケティングチームが二人三脚でアポトルを活用しています。
営業活動とマーケティング施策の連動性を高め、リードの質と転換率を最大化することを目的に、週に1回、両チームで定例ミーティングを実施しています。アプローチ状況や成果をリアルタイムで共有し、ターゲットリストの精度を検証しています。
具体的には、アプローチ先の業種・規模に対する反応率を元に、優先順位やターゲット条件を見直すことや、ナーチャリング施策を最適化し、「今は難しい」と判断したリードに対して、どのような情報提供やタイミングで再アプローチすべきかを議論しています。
さらに、アプローチ後のリードにはMA(マーケティングオートメーション)ツールも併用し、メールナーチャリングとインサイドセールス部隊によるタイミングを見極めたアウトバウンドコールの2軸で構成し、スコアリング連動のアラート設計をしています。
アポ獲得率45%!驚異の成果につながった理由
──アポトル導入によって、具体的にどのような成果が得られましたか?
Facebook経由での決裁者リード獲得数は、導入前の月平均4件から8件に倍増しました。
また、Facebook経由でリード獲得できなかった営業先に対しては、問い合わせフォームによるアプローチに切り替え、直近6ヶ月平均で月12件程度と、以前に比べて50%増加しました。
ポイントは、アプローチする企業リストの精度向上にありました。「直近3ヶ月以内に求人を出している企業」or「資金調達を実施したスタートアップ・ベンチャー」を軸にしたセグメントに絞り込んだことで、採用ニーズが顕在化している層への打率が向上しました。もちろんそのセグメントに合わせて案内文面もカスタマイズしています。
さらに、商談化率(アポイント獲得率)も、36%から45%に改善。リスト購入コストも約半分に削減できました。
──アポイント獲得率45%は非常に高い数値ですね! 実際、商談や受注にはどのくらい繋がっていますか?
上場企業にアプローチした結果、56社のアポが取れ、そのうち11社が受注となっています。
受注額は約750万円で、成果報酬が加わるとROIは1,000%以上を見込んでいます。
今後の展望や課題
──最後に、今後の展望や課題について教えてください。
営業の成功パターンが見えてきたので、今後は現場メンバーにも展開していきたいと考えています。
ただ、経営層だからこそつながりやすい側面もあるため、現場メンバー主導で同じ成果が出せるかは検証が必要です。
執行役員クラスでのテストも予定しており、より再現性の高い体制を構築していく予定です。
──本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました!
1日30分で月10アポ獲得「アポトル」