支援事例
TACT SEOで上司への報告業務が圧縮!マーケ担当1名の限られた時間でSEO内製化に成功
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「日本一期待を超える集団」をミッションに掲げるプロモーション会社・株式会社free web hope

先日11期目を迎え、前期130%、今期140%と堅調な成長を続ける同社が、同社がLP等について発信するメディアのSEO対策に取り組むにあたって導入したのが、ウィルゲートが開発するSEOツール「TACT SEO」。ツールの活用とコンサルタントのサポートによって「やるべきこと」を明確にし、社内ノウハウを活かした記事制作を通じて、担当1人でも「質」✕「量」を意識したSEO体制が実現しました。

今回はfree web hopeでオウンドメディアのコンテンツ制作を担当している、マーケティング担当の山口様にインタビューした内容をお届けします。

社内にあるノウハウを元に、顧客の求める情報発信に取り組む

──貴社の会社概要と、運営されているオウンドメディアについて教えてください。

山口:弊社はLPの制作・運用・改善に強みとした企業です。2011年9月に創業し、現在11期目を迎えました。最近ではデジタルマーケティング領域全般の支援についても行っており、LP制作だけでなく、Webサイト制作、広告運用、SNS運用など、支援の幅を広げています。

弊社のコンテンツ発信はオウンドメディアを始める以前より、代表の相原を中心に、LP制作に関する情報発信をSNS、note、メールなど様々なチャネルで行ってきました。

フリーウェブホープ

その一環として2019年より運営しているのがこちらの同社がLP等について発信するメディアです。

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オウンドメディア運営の主な目的はリード・お問い合わせの獲得やブランディングで、マーケティング施策を行う上で課題を抱えている方向けに情報発信を行っています。LPに関する記事はもちろん、Webマーケティング全般のトピックを扱っています。

──どのような体制で運営されていますか。

山口:現在は私が中心となり、適宜代表の相原やメンバーの力を借りながら運営しています。私はディレクションもしつつ記事の分析・執筆等も担当しています。

オウンドメディアの立ち上げ当初はSEO対策を意識した記事作成、というよりは社内にあって記事にできそうなノウハウや資料等のコンテンツを探して見つけて、記事化しマーケティングに活用するケースがほとんどでした。独自の情報に価値があると考えているため、オウンドメディアの記事作成においても「社内にあるノウハウを活かせないか」ということは今でも意識して取り組んでいます。

なので何もないところから私が頑張って調査して、整理して、記事にして……というわけではないんです。そもそもお客さまの支援を行っていく中での成功事例や得られたノウハウをドキュメント化して共有する文化があるので、そのノウハウに対して「これは記事にならないか?」というアンテナを立てるだけで記事の企画ができるというか。

もしテキストとして情報がなくても「こういうテーマで記事書けませんか?」とメンバーに直接依頼することもあります。記事のアイデアは代表の相原から出てくることが多いですね。

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マーケティング強化の一環としてTACT SEOを検討

──TACT SEO導入のきっかけは何ですか?

山口:実はSEO対策については事業の中長期的な成長を考えたときに取り組んだ方がいいのではないか、という話が以前から社内で出ていました。しかし当時は人的リソースが限られていてなかなか取り組めていませんでした。

しかし、会社全体の事業成長とともに売上目標が高まり、マーケティングを強化する必要が生まれたことをきっかけに、オウンドメディアのSEO対策を強化しようとなりました。

ウィルゲートさんとは代表の相原が以前からつながりがあり、その紹介でオウンドメディアのSEO支援のお話をいただいた次第です。「ランディングページ」「ランディングページ 制作」などのキーワードでの上位表示や問い合わせ増加をしたいと弊社から伝えさせていただき、弊社の要望をもとにご提案をいただきました。SEOツールのTACT SEOについてはその際に紹介いただき、施策を進めるにあたって試しに使い始めました。

tactseo

リライトを前提とした記事制作で効率的に施策を推進

──どのように施策を進めていったのでしょうか。

山口:ウィルゲートさんからご提案いただき、「コンテンツ施策」「内部施策」「外部施策」を中心とした取り組みをサポートいただきながら推進していきました。

【施策内容】
①コンテンツ施策・内部施策
・「LP制作の流れ」「LPの費用感」などに関連するキーワードを洗い出し、その中でも優先度を絞り込み記事を作成。絞り込む際の観点としては「検索回数が多いこと」「LPの発注を検討しているユーザーの検索意図に沿っている」の2つの観点でキーワードを選定

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②外部施策
・上位表示サイトの中には被リンクを多く獲得していて、ドメイン評価の高いサイトも多く、取り組むべきと判断
・被リンク施策に関しては代表がインタビューを受けている記事が多かったため、そのインタビュー記事にオウンドメディアを配下に含むコーポレートサイトのURLを自然な形で設置し(ナチュラルリンク獲得)、被リンクを地道に獲得していく方法を選択

 

もともとSEOの知見がほとんどないところからのスタートだったので、作成対象キーワードや具体的な修正内容などをシートで一覧にまとめていただいき、最初に施策の全体方針を決めていただけたのは本当に助かりました。とにかくやるべきことを明確に提示していただけたので、ほとんど迷いなく進められましたね。

記事作成について最初は「ゼロから何本も作っていくのは大変……」と思っていたのですが、「Googleの検索エンジンが記事を評価するまでには基本的に数ヶ月かかるもの。まずはユーザーの検索意図に沿った記事を作成していき、足りないところは後からリライトし埋めていった方が効率的」というウィルゲートの担当コンサルタントの方のお話を聞き、そのような形で進めていきました。「まずはウィルゲートさんからいただいた施策方針に沿って、コンテンツ数を目標に書いていこう」と思い、スタートしたことを思い出します。

被リンク施策に関しては、代表の相原にインタビューを受けたことのあるメディアに直接連絡をとって、サイト内にリンクを設置してもらいました。

──特にコンテンツ施策の推進にあたって、TACT SEOはどのように活用されましたか?

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山口:上位表示分析機能など、記事のリライトをする際によく使っていました。TACT SEOを使うと競合やユーザーの検索ニーズの調査、上位表示されているページの特徴などを確認しながらページ改善を進めていくのが簡単なんです。

例えば「どんなキーワードが不足しているのか」「どんなキーワードを追加するべきなのか」といった具体的な情報をツールが教えてくれます。キーワード別の順位推移を計測する際など、SEO対策の効果検証にも用いていました。

使っていて分からないところがあれば動画マニュアルや担当のオンラインサポートを活用して、都度解決しながら進めていくことができました。自分でも操作していく中で、今では自分1人でもTACT SEOを使って基本的なSEO対策を推進していけるようになりました。

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担当者1人でも「質」✕「量」を意識したSEO体制が実現

──TACT SEOを使う前と今とを比べて、変化を感じることがあれば教えてください。

山口:大きく3つの変化がありました。

①作業時間が短縮された

これまではサイトの現状の数字をGoogle AnalyticsやSearch Consoleなどといった分析ツールをそれぞれいったりきたりしながら確認していたのですが、これがなかなか大変で。ログインして、データをソートして……と遷移が多いじゃないですか。また、確認するだけでなく、トラフィック、検索順位状況などのSEOの現状を確認するデータをGoogleデータポータルにまとめて上司へのレポーティングを行うなどで時間も多くかかってしました。

それがTACT SEOであれば1つのツールで見るべきデータがすぐに簡単に確認できますし、ほしいデータがまとまったグラフが自動で生成されるので、それをそのまま見せるだけでレポーティングが完了します。このあたりは大きな時間短縮につながりましたし、気持ち的にもすごくラクになりました。

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②SEO対策に必要な観点が身についた

また、SEO対策のための分析や記事制作の一連のフローや必要な観点が自然と身についたなと。

SEO対策を意識した記事制作に取り組み始めてから、競合サイトや関連したテーマの記事を見る習慣がつきました。LP制作などのオウンドメディアで発信しているテーマについての知識についてはもちろんすでにありますが、競合サイトをいくつも見ていると、「こういったテーマについて知りたい需要があるのか」「今まで当たり前のように使っていた言葉について知らない人もいるから、思っているよりも丁寧に説明してあげる必要がありそう」などと意外にも思い至ることが多かったんです。

③記事に対するフィードバックが減った

今思えばそのくり返しが、記事に対するフィードバックが減ったことにつながったのかなと。オウンドメディアの記事制作を始めた当初は代表の相原が記事内容のチェックを担当していて、最初は文章の不備や分かりづらい箇所が多く、やり直しやその往復が多くありました。

それが記事制作を進める中、競合サイトを意識するようになったことで、情報のインプットが増え、自然と記事の精度が上がっていったのかなと。SEOの観点からも、弊社オリジナルな情報をただ発信するのではなく、検索ユーザーのニーズを踏まえた情報を盛り込むことで精度が高くなったように思います。

オウンドメディアの記事を1つ見ていても「こういったコンテンツが足りない」「CVにつなげるためにはここにCTAを追加するべきでは」といった仮説やアイデアも出てくるようになりました。以前であれば記事の途中や最後にCTAや記事内容に関連した導線を設置するなどの発想はなかったので(笑)。広告運用を担当しているチームに相談してポップアップの設置などの提案・実装なども行いましたね。

まだ取り組みを始めたばかりなので目を見張るような結果には至っていませんが、新たな取り組みの結果一部キーワードの順位が上がったりPV増につながったりといった変化が生まれつつあるので「やれば上がるんだ」という認識は社内に生まれたかなと思います。

──他の企業にTACT SEOをオススメするとしたら、どのような企業ですか?

山口:私たちのように、人的リソースが限られていてこれまでSEO対策に取り組めていなかった企業ですかね。SEOは早くから取り組むに越したことはありません。TACT SEOは「こうした方がいいよ」という具体的な指示が出て、分析や調査も時間をかけずに勝手にやってくれるので、日々忙しいマーケティング担当者・経営者さまの中には重宝される方も多いと思いますね。

まとめ

今回はデジタルマーケティングの支援会社である株式会社free web hope様にご協力いただき、TACT SEOを活用したオウンドメディア運営の事例をご紹介させていただきました。

SEO分析ツールの「TACT SEO」( https://tact-seo.com/ )にご興味をお持ちの方は、ぜひウィルゲートまでお問い合わせください。

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(取材・文/森園 凌成)

 

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プロモニスタ編集部
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