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2022年版・市販の美白美容液はおすすめ?白くなる効果の誤解も解説

シミ・くすみケアにおすすめの美白美容液

シミ・くすみが気になると、美白美容液で解決したいと考えます。しかし、その肌悩みのすべてを美白美容液で解決できるわけではありません。

シミやくすみには、美白成分が効果を発揮するものと、発揮しないものがあります。美白美容液で効果を求めるなら、まずは美容液が肌悩みと合っているかを確かめましょう。

美白美容液でケアできる肌悩みには、例えば次のようなものがあります。

  • 紫外線の影響によるシミ(ごく初期のもの)
  • 老化が原因でメラニンが蓄積してできたシミ(ごく初期のもの)
  • ニキビや虫さされなどによる炎症後の色素沈着
  • 紫外線の影響や女性ホルモンのバランスが崩れたことによる肝斑
  • 紫外線や肌の摩擦により起こるくすみ
  • メラニンにより目の下にできた茶クマ

美白美容液を検討するなら化粧水乳液保湿クリームなどと一緒に試せるトライアルセットがおすすめです。

ビーグレンの美白美容液「QuSomeホワイト2.0」に配合されているハイドロキノンには、シミの原因となるメラニン色素の産生を阻害する働きがあります。

肌のターンオーバーを促すレチノール(ビタミンAの一種)配合の美容液「QuSomeレチノA」もセットです。高濃度ビタミンCを配合した美容液「Cセラム」も付いています。ビタミンCには、肌表面の酸化を防いだり、メラニンの生成を抑えたり、コラーゲンやヒアルロン酸の生産を促したりする働きがあります。

年齢肌ケアにうれしい美容液が3種類も試せるのはお得ですね。

ビーグレン 美白ケアトライアル
ビーグレン 美白ケアトライアル

1,100円(税込) 7日間分

高濃度ハイドロキノン配合の美容液が試せる。年齢肌の美白ケアにぴったりのレチノール・高濃度ビタミンCの美容液もセット。

敏感肌向けブランド・サエルのトライアルセットでは、薬用化粧水・美容液・クリームを試せます。美白成分としてアルブチンビタミンC誘導体が配合されているのが特徴です。

敏感肌、ゆらぎやすい肌で、強い成分は避けたい人は、このサエルのトライアルで美白ケアを検討すると良さそうです。

ディセンシア サエル トライアルセットの商品画像
ディセンシア サエル トライアルセット

968円(税込) 10日間分

敏感肌向けラインの薬用美白化粧水・美容液・クリームの3点が10日間試せるセット。CCクリーム(1回分)も付いてくる。

特に基礎化粧品は、化粧水や乳液、美容液、保湿クリームなどライン使いをすることでより効果的なスキンケアができるよう設計されています。ライン使いをお得に体験できるトライアルセットを、美容液選びに利用してみましょう。

この記事では、プチプラ・デパコスの美白美容液をおすすめしています。美容のプロに、美白ケアの誤解、ハリのある明るい肌づくりのための美肌菌ケアについても取材しました。

美白ケアについて知り、美白美容液を効果的に取り入れましょう。

※エイジングケア=年齢肌に応じた手入れのこと(以下同)

※美白=メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ(以下同)

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目次

美白美容液で肌が白くなる?美白ケアの誤解をプロが解説

美肌菌ケアについて説明する、美容のプロの北川さん

日に焼けたから、夏が近づいてきたから美白ケアを取り入れると、実は「遅かった」かもしれません。私たちは、美白化粧水や美白美容液を、シミ・そばかすを消してくれるもの、肌をワントーン明るくしてくれるものと思いがちですよね。

正しい美白ケアについて知ることで、適切な使い方もわかってきます。NARITAIでは、久留米市の体質別専門サロン『esthe & make RUBY』オーナー・北川洋子さんに、美白ケアについて取材してきました。

美白ケアについて理解し、美白化粧品を取り入れましょう。

美容のプロの北川さん
監修者 北川 洋子 さん
福岡県在住

エステティシャン・メイクアップアーティスト・スクール講師。久留米市の体質別専門サロン『esthe & make RUBY』オーナー。
メイクアップアーティスト育成スクールの講師を13年間務める。スクール講師の他に美容室や企業へのメイクアップ講習や数々のショーや舞台でメイクを担当、テレビCMなど撮影現場の経験も豊富。
33歳でトータルビューティーを追究すべくエステ業界へ。37歳で独立。現在は腸内美容・美肌菌サロンを経営する他、エステ・メイクスクールも主催。

市販の美白美容液ではシミ・そばかすは消えない?

美白美容液に限らず、多く美白ケア化粧品は、日焼けによるメラニンの生成を抑える目的があります。シミ・そばかすを予防するために取り入れるようにしましょう。

美白美容液を取り入れる場合でも、商品の特徴をしっかりと理解して、シミ・そばかすが改善に向かう方法の一つと考えるといいですね。

美白美容液のケアを夏に始めても効果はない?

紫外線は、季節を問わずお肌に影響します。

美白ケア化粧品は、できれば一年を通して使用したいところです。紫外線が強くなる5月からは日焼け止めなどのUVケア商品をプラスしてくださいね。

美肌菌ケアでワントーン明るい肌を目指して

明るい肌を目指したいなら美肌菌ケアがおすすめです。ハリ・ツヤ肌はもちろん、美肌菌が働いている肌は明るく透明感のある肌に近づきます。若々しく健康的にも見えます。

健康的な肌は美肌菌(皮膚常在菌の善玉菌)がよく働いています。美肌菌が働いていると、透明感があり、くすみのない明るいお肌になります。

美肌菌ケアは丁寧に「落とす」ケアと保湿、腸内環境の改善など、シンプルな方法で叶います。美肌菌の存在にも注目してみてくださいね。

NARITAIでは、美肌菌についても北川さんに詳しく話しを聞きました。美肌菌ケアの方法を先に知りたい人は、こちらの記事内リンクから進みましょう。

ピックアップ成分・美白ケアならハイドロキノン配合の美容液がおすすめ

ハイドロキノンはクリニック処方の成分として知られています。最近では、市販品にも濃度を下げて配合されるようになりました。

ハイドロキノンには、シミの原因となるメラニンの生成を阻害する働きがあります。シミ・くすみの予防や改善効果が期待できるでしょう。

市販の美容液に配合されているハイドロキノンは、クリニックで処方されるものより濃度は低いので、同様の効果は期待できません。より効果的なケアを求めるなら、配合や浸透にこだわっているドクターズコスメやサイエンスコスメを検討してみましょう。

ビーグレンb.glen)の美容液「QuSomeホワイト2.0」は、ハイドロキノンを2.0%配合した夜用美容液です。ハイドロキノンの働きをサポートするメラトルピン、TGP2、アミトースも配合しています。

軽くて伸びの良いクリーム状の美容液で、使いやすいのが特徴です。現品は通常価格6,600円(税込)と高めなので、まずはトライアルセットをおすすめします。

ビーグレン 美白ケアトライアル
ビーグレン 美白ケアトライアル

1,100円(税込) 7日間分

高濃度ハイドロキノン配合の美容液が試せる。年齢肌の美白ケアにぴったりのレチノール・高濃度ビタミンCの美容液もセット。

人気のプチプラ美白美容液おすすめランキング

美容液は、化粧水や乳液よりも高いものが多いですよね。美白化粧品水をライン使いしてみたいなら、手に取りやすい価格のアイテムから始めてみるのもいいでしょう。

ここでは、美白美容液を価格帯別に紹介していきます。美白ケアしたいなら、一年を通して使い続けられるものを選ぶといいですよ。

2,000円以内のプチプラ美白美容液をおすすめ

2,000円以内で買える美白美容液を選ぶなら、配合されている保湿成分にも注目してみましょう。肌のバリア機能を高めるためにも、保湿ケアはしっかりしておきたいですよね。

ちふれの「美白美容液 VC」は30mL・880円(税込)のプチプラ商品です。安定型ビタミンC誘導体の他、保湿成分としてヒアルロン酸やトレハロースなどが配合されています。

無印良品の「敏感肌用薬用美白美容液」には、日焼けによるシミ・そばかすを防ぐ有効成分としてビタミンC誘導体が配合されています。50mL・1,390円(税込)でコスパも良い商品です。

メラノCC 薬用しみ 集中対策 プレミアム美容液」は、プチプラのビタミンC美容液として広く知られています。美白有効成分として活性型ビタミンC、うるおい成分として3種のビタミンC誘導体が配合され、1本(約5~6ヵ月分)・1,628円(税込)は高コスパですね。

3,000円以内のプチプラ美白美容液をおすすめ

続いて3,000円以内で買える美白美容液を紹介します。美白ケアと一緒に、保湿や角質ケアもしたい人向けです。

保湿ケアにも力を入れたい人は、アクアレーベルの「シミ対策美容液」を試してみましょう。メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ美白有効成分としてm-トラネキサム酸を配合。45mL・2,310円で購入できます。

雪肌精の「クリア トリートメント エッセンス」は、くすみの原因となる古い角質をケアする拭き取り美容液です。140mL・2,530円(税込)。

ミノンの美白美容液「薬用マイルド ホワイトニング」は、メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防いでくれます。保湿ケアもできるので、外的刺激から肌を守るバリア機能を高めたい人にもおすすめです。約50日分で2,750円(税込)となっています。

5,000円以内のプチプラ美白美容液をおすすめ

5,000円以内で買える美白美容液を選ぶなら、スペシャルケアにふさわしい成分が配合されていると嬉しいですよね。エイジングサインが気になる人向けの商品もありますよ。

HABA(ハーバー)はデパコスブランドで高いイメージがありますが、「薬用ホワイトレディ」は10mL・1,540円(税込)~購入できます。たっぷり試せる30mL・3,960円(税込)がおすすめです。有効成分である高濃度ビタミンCが、メラニンの生成を抑え、日焼けによるシミ・そばかすを予防してくれます。

L&W デイエッセンス UV」は、ノブ(NOV)の敏感肌向けエイジングケアラインが展開する日中用美容液です。ピンクベージュの美容液がくすみ・色ムラをコントロールしてくれます。30g・4,400円(税込)です。

エリクシールの美白ラインが展開するのは「スポットクリアセラム WT」。メラニンの生成を抑えシミ・そばかすを防ぐ3つの有効成分が配合されています。22g・4,950円(税込)です。

人気のデパコス美白美容液おすすめランキング

徹底的に美白ケアをしたい、自分に合った美容液なら高くても大丈夫なら、デパコスブランドも見てみましょう。デパコスには配合成分やテクスチャーにこだわった商品が多いのも特徴です。

ここでは、20代・30代・40代に分けて美白美容液をおすすめしていきます。気軽に試せるトライアルセットも紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。

20代におすすめのデパコス美白美容液

20代の肌はまだまだ若々しいですが、日焼けが残っている、乾燥が原因でくすんで見えるなどの悩みを抱えている人も少なくありません。健康な肌の土台づくりも意識しながら、美白ケアをしていたいですね。

FANCL(ファンケル)の「ホワイトニング エッセンス」は“居座りジミ”に注目して生まれた薬用美白美容液です。1本(約30日分)・3,300円(税込)と比較的手に取りやすい商品なのも魅力ですね。

エトヴォスの「薬用 ホワイトニングクリアセラム」は、保湿・美白ケアに力を入れています。肌荒れ防止の有効成分グリチルレチン酸ステアリル、美白有効成分トラネキサム酸を配合。単品購入なら1本・5,500円(税込)になります。

透明感のある肌づくりを目指すIPSA(イプサ)は、2つの美白有効成分を配合した「ホワイトプロセス エッセンス OP」を展開。サイズは20mL・6,600円(税込)、50mL・13,200円(税込)から選べます。

30代におすすめのデパコス美白美容液

仕事や子育てなどでストレスの多い30代は、肌のターンオーバーも乱れがちです。ターンオーバーが乱れると古い角質が落ちず、シミやくすみの原因となってしまいます。

美白美容液は、保湿ケアでハリ肌を目指せるものを選んでみるといいでしょう。肌のキメを整えるスキンケアを意識すれば、バリア機能を高めることもできるはずですよ。

オルビスの「ホワイトクリアエッセンス」には、美白有効成分のm-ピクセノール(デクスパンテノールW)が配合されています。3種類の保湿成分が配合されながら、さらっとした使用感なので続けやすいですよ。

1本・5,500円(税込)ですが、2回目からは4,950円の詰め替え用にすると節約できます。初回はトライアルセット付きの特典を利用するとお得ですね。

オルビス ホワイトクリア 初回限定特典の商品画像
オルビス ホワイトクリア 初回限定特典

5,500円(税込) 送料無料

美白美容液「ホワイトクリアエッセンス」に、オルビスユー(エイジングライン)洗顔料・化粧水・保湿液のトライアル付き。

くすみが気になるなら、ドクターシーラボの「スーパーホワイト377VC」でスキンケアしてみましょう。ターンオーバーの乱れをケアするためにも、肌のキメを整える美容液はおすすめです。1本・5,720円(税込)で約1~1.5ヵ月もちます。

米肌(まいはだ)の「肌潤美白エッセンス」は美白有効成分トラネキサム酸を配合。一年を通して美白ケア・保湿ケアを続けたい人におすすめです。

肌潤美白エッセンスは30mL・8,800円(税込)と高めなので、先に使用感を知りたい人は「14日間トライアル潤い美白体感セット」を取り寄せてみましょう。

米肌 14日間トライアル潤い美白体感セットの商品画像
米肌 14日間トライアル潤い美白体感セット

1,630円(税込) 4点セット+マスク

肌潤美白エッセンス(美容液)と石鹸、化粧水、クリームをセットが14日間体験できる。美白マスク1枚おまけ付き。

40代におすすめのデパコス美白美容液

40代になると、エイジングサインの悩みも増えてきます。シミ・くすみだけでなく、シワ・わるみのケアにも力を入れたいですよね。

そんな40代におすすめのデパコス美容液はこちらです。

アスタリフトの「エッセンス インフィルト」は、美白有効成分であるビタミンC誘導体の他、肌荒れ有効成分のグリチルリチン酸ジカリウム、うるおい成分としてナノアスタキサンチンなどを配合。1本・7,700円(税込)ですが、2回目以降はレフィル(7,150円・税込)を購入すると少し安くなります。

アスタリフト ホワイト エッセンス インフィルトの商品画像
アスタリフト ホワイト エッセンス インフィルト

7,700円(税込) 30mL

ビタミンC誘導体(美白有効成分)の他、肌荒れ有効成分、うるおい成分などが配合された美白美容液。
※Amazonは増量パウチ付きの公式セット

HAKU(ハク)の「メラノフォーカスZ」は、大人の美白美容液として雑誌でもよく取り上げられています。45g・11,000円(税込)のデパコス価格ですが、保湿ケアを徹底したいなら試してみるのもいいでしょう。

POLA(ポーラ)の「ホワイトショット CXS N」は、美白ケアだけでなく、糖化による肌のシワやくすみなどについても考えられた美容液です。とろみのあるテクスチャーですが、肌なじみが良いので使いやすいですよ。25mL・16,500円(税込)です。

美白ケアと一緒に美肌菌も育ててバリア機能を高めよう

美肌菌について説明する、美容のプロの北川さん

美容系の雑誌やサイトで、「美肌菌」というキーワードを目にしたことはありませんか?

美肌菌(皮膚常在菌の善玉菌)は、肌が自らうるおい、ツヤ・ハリを保つために必要な存在です。最近では、そんな美肌菌に着目したコスメも増えてきました。

今回、NARITAIは、体質別専門サロン『esthe & make RUBY』オーナー・北川洋子さんに、美肌菌を育てるスキンケアについて取材しました。北川さんのサロンでは、美肌菌に着目したメニューが人気です。

美肌菌ケアでバリア機能を高め、紫外線などの外的刺激に強い肌づくりを目指しましょう。

最近よく聞く「美肌菌」って何?

お肌には、皮膚常在菌と呼ばれる細菌たちがいます。このうち善玉菌のことを通称「美肌菌」と呼んでいます。善玉菌のニックネームみたいなものです。

通常、善玉菌(表皮ブドウ球菌)が20%、悪玉菌(黄色ブドウ球菌)が10%、日和見菌(アクネ菌やマラセチア菌など)70%でバランスが取れている状態です。善玉菌が悪玉菌に勝っている状態なので、日和見菌たちは善玉菌の応援をしてくれます。

日和見菌を味方にするためにも、善玉菌つまり美肌菌を育てるスキンケアが大切なんです。

美肌菌が働くと肌にどんな良いことがある?

美肌菌がちゃんと働いている肌には、主に4つの良いことが起こります。

1.ツヤとハリのある肌になる

美肌菌は、汗と皮脂を食べてグリセリンを作り出します。グリセリンは天然の保湿成分で、化粧品にもよく配合されていますね。

美肌菌がちゃんと育っている肌には、まずグリセリンという天然の保湿膜ができます。グリセリンで保湿されていれば、肌はツヤとハリを手に入れることができるでしょう。

2.肌を弱酸性に保ってくれる

健康な肌の表面は、弱酸性(pH4.49~5.59)に保たれています。これは美肌菌が整っているからです。

弱酸性の肌は乾燥を感じにくいはずです。洗顔後に肌がつっぱることもないでしょう。

乾燥肌やニキビ肌で悩んでいる人は、お肌がアルカリ性に傾いています。アルカリ性の肌は悪玉菌が育っていて、ひどく荒れたりもします。

3.肌の菌バランスを整えてくれる

弱酸性のお肌は「有機酸」を出します。

有機酸には肌の菌バランスを整える働きがあり、これを制菌といいます。つまり、悪玉菌が増えるのを抑えてくれるんです。

美肌菌がうまく働けば、肌に良い循環を生み出すと言ってもいいでしょう。

4.抗炎症作用も発揮してくれる

美肌菌が育っている肌は、よく保湿され、弱酸性で健康的です。

美肌菌の良い循環の中にいる肌は、紫外線や花粉などの外的刺激の影響も受けにくく、炎症を起こしにくい状態にあると言えます。バリア機能がきちんと働いているからです。美肌菌が作る抗菌ペプチドは、外来菌や病原菌の定着や侵入を防ぎ、外敵刺激から守ってくれます。

美肌菌が少ない肌では、アクネ菌やマラセチア菌などの日和見菌が悪さをします。ニキビができたり、肌のかゆみや炎症が起こったりするのも、美肌菌がうまく育ってないためです。

美肌菌ケアのポイントを知りたい

美肌菌ケアに特別高価な化粧品は必要ありません。自分に合った化粧品でケアしていきましょう。

美肌菌ケアはとてもシンプル。クレンジング洗顔で肌を清潔に保ち、お肌に合わせた充分な保湿を行うことが肝心です。

夜の美肌菌ケア

夜はまず、メイクや肌表面の汚れを丁寧に落とします摩擦を避けるため、クレンジングはたっぷりと使用し、優しくお顔に馴染ませましょう。洗顔料は、きめ細かな泡を作って、泡を転がすように優しく丁寧にケアしてくださいね。

肌がごわついていると感じたら、古い角質を取り除くケアがおすすめです。ターンオーバーが乱れがちな年齢肌であれば、3日に1回のペースで拭き取り化粧水を使ってあげるといいですよ。

私は、KAIKAさんの「Cell ZENPI ローション」を愛用中です。優しい肌あたりがお気に入りで、肌表面のキメを整えるため、化粧水や美容液の入りを良くするために使っています。

KAIKA Cell ZENPI ローションで古い角質を取り除く美容のプロの北川さん

角質を整えるケアが終わったら保湿をしてあげましょう。

美肌菌に必要なのは潤いのある肌環境です。乾燥しているお肌を美肌菌は好みません。保湿ケアでお肌のうるおいをキープしましょう。

乾燥を感じるなら、化粧水を多めに入れてあげてください。パックなどを使って、お肌に充分なうるおいを与えていくのもおすすめです。

美肌菌が働くようになれば、肌は自らグリセリンを作り出せるようになるでしょう。

朝の美肌菌ケア

朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯(34℃~35℃)で優しく洗ってあげてください。

夜のスキンケア後、肌は皮脂を作り出して美肌菌を育てます。それをすっかり洗い流してしまうと、せっかくの天然の保湿成分がなくなってしまって、もったいないです。

水は手ですくい、優しく肌に当てるようにして洗います。20回を目安に、こすらずに洗ってあげましょう。

ただし、ニキビ肌で過剰な皮脂分泌のある方は、朝も洗顔をしてあげるといいでしょう。

スキンケア以外に美肌菌を育てる方法は?

美肌菌が育つためには、腸内環境を整えることが重要です。腸内環境が整うと良い血が作られ、健康な肌を育てることになります。

お肌の美しさを保つためにも、腸内環境を良くする食事(和食や発酵食品)を心がけましょう。質の良い睡眠を取ったり、趣味の時間を楽しんだりすることも、ストレス緩和につながり、腸内環境に良い影響を与えます。

化粧品によるケアも大切です。しかし、内面から健康になることこそが、美肌菌を育て、肌本来の美しさを得る近道になります。

外面と内面の両方から美肌菌を育てていきましょう。

肌悩みに合わせた美白ケアを取り入れましょう

おすすめのプチプラ・デパコス美白美容液を紹介してきました。価格帯別、あるいは年齢別で選べるようになっています。一人ひとりに合った美容液が見つかるといいですね。

美白美容液は、日焼けした後で投入するのではなく、シミ・くすみを予防するためのケアとして取り入れましょう。シミやくすみが気になるのであれば、一年を通して使い続けるといいようです。

年齢・肌質に合った美白美容液選びも大切ですね。乾燥が気になる、ハリ・ツヤがなくなってきたなど、自身の肌悩みをケアしてくれる商品を探してみましょう。

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